2019年2月。『仮面ライダーフォーゼ』(2011‐2012)を観終わった。
僕が特撮にハマる直前に放送していたため、ここまで追いつくのに7年もかかってしまった。
しかし、仮面ライダーOOOの次の作品ってことでギャップがすごいね。
震災後の明るいライダーにしようという心意気がひしひしと伝わってくる。
とにかくノリと勢い。シリアスなんて怖くない。
ツッコミどころはあるけれど、なんだかんだで安心してオススメできるシリーズなのかもしれない。
まず、福士蒼汰演じる如月弦太朗と、吉沢亮演じる朔田流星が2大ライダーとなっている。人気俳優となった若かりし二人の演技がイイ!
時々見せるリーゼントじゃない福士蒼汰が単なるイケメン。イケメン過ぎて逆に無個性とも思える。案外弦ちゃんのキャラクターデザインがハマっているのかもしれない。
二人を筆頭にライダー部の顔面偏差値(?)が高い。観ていて目に易しい。
それに学園が舞台となっているため、ゲストを含めて登場人物がとにかく若い。勢いがある。
弦太朗のキャラクターが明るい。影が全くなく、一昔前の不良ファッションなのにキラキラした目で友情を求めてくる。
何だこいつ感で距離を置かれても容赦なく心に踏み込んでくる。それが良いか悪いかは別問題。距離感の取り方が大事になっている今、距離の詰め方がわからなくなっている。KYだと言われようが暑苦しいと言われようが自分の思いを真っ直ぐに伝え心に入り込んでいく主人公は見ていて気持ちがいい。
(ライダー部の仲間集めの都合上、あまりのもコロッと心変わりした感も否めないけど)
仮面ライダー部の仲間をピックアップした話がもう少しあってもよかったのかな。
仲間になったあとはお助け要因に終始しちゃってた気もする。それぞれにも物語があるけどモブみたいになっちゃったのは残念。人数の割に出番はあった方だけどもね。
敵サイドでいくと幹部が交代制だったのが惜しいかな。12人も出さないといけないから、テンポが重要そうなのに一人やられて次が出てくるって展開。よく終盤の幹部ラッシュと言われているけど、全くその通りで、幹部なのに一般怪人と変わらない扱いにならざるを得ないのが残念だった。スコーピオンやキャンサーはよかったのに。アリエスあたりは登場から退場までもう少しだけ引っ張ってもよかったかもしれない。
「仮面ライダーの見た目がちょっと・・」って思っていたけども宇宙服モチーフと言われれば納得。中間フォーム動きづらそうだなとかスイッチ多いなとか色々考えたけど、そんなの関係ねぇ!フォー・ゼロ、40個のスイッチを使うんだ!敵は星座モチーフで覚醒すると星座が変わって12星座になる。12星座は幹部ね。
よくもまぁこんなに盛り込んだ。こうして書いてみるとなかなかの無茶苦茶w
最近の玩具展開はもっと数が多そうだから大変。仮面ライダービルドのフルボトルは60個だっけ。
こないだ観た『七つの会議』じゃないけど、ノルマを達成するとノルマが上がって苦しくなるを地でいってるんだろうな。
僕は胸が締め付けられるようなストーリーが好きだけど、たまにはフォーゼみたいな突き抜けた明るいのも悪くないね。
それほどストーリーを気にしなくていいから、適当な話を時々見返してみたい。
個人的には流星の重たい友情が露呈した京都修学旅行編が好き。
上辺の付き合いをしなくてもよくなった途端に毒っ気がなくなり弦太朗に懐くギャップがおもしろい。お前今まで散々心の中で馬鹿にしてただろwってツッコミたくなる
そういや昔は太秦での京都ロケをしょっちゅうしてたのに、最近全然だな・・。
予算がないのか時間がないのか、どっちもなのか・・。
いま京都駅前で福士蒼汰と吉沢亮がロケしてたら大パニック必至だよね
修学旅行や卒業はあったけど学内イベント少なかったな。
体育祭や文化祭ってアメリカンスクールにはないのかな・・。というかなんでアメリカンスクールだったんだろ。今度調べてみよう。
体育祭なんか学年関係なく見せ場つくれるし色々裏で暗躍できそうなのにもったいない。
明るく楽しい学園生活。部活あり勉強あり恋愛あり。
メガレンジャーもおもしろかったし、また高校生メインのヒーローモノをみてみたい。
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