ゆうがたヒーロー

日曜の朝でなくても誰だってヒーローに憧れてる

感想『スーパー戦隊最強バトル 2話』戦隊に求められるリーダー像とは何なのか。大和走マーベラス、それぞれの信念

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ガイゾーグの乱入によって幕を閉じた先週の続きから。

 

スティンガーと天晴に加えてマーベラスが参戦するものの防戦一方。

さすが最強の敵を求めているだけある。

忍手裏剣やキューたまを使ってくれてちょっと嬉しいところ。

 

マーベラスをかばって天晴が怪我をしてしまう。

 

そして、このことが原因で「変わり者チーム」に亀裂が入る。

 

だが私は謝らないマーベラスとキレる大和

場を和ませようとおちゃらける天晴

困惑するカグラ

我関せずのスティンガー

 

にしても前回も思ったけどますます天晴の成長が見て取れる。

場を和ますためのギャグとかできるやつだったのか・・

みんなの前でボケてるときって素だと思ってたよ笑

 

あと、天晴はスタイルいいなぁ。くびれすごいしモデルっぽいなー。

とか思った。

 

 

一人で出ていっちゃうマーベラス

任せてくれと追いかける天晴

天晴を追いかけるカグラ

用事を思い出したと立ち去るスティンガー

 

あぁ大和先生の胃痛が・・・・

「変わり者だなぁ・・」と呆然と立ちすくしてしまう

 

 

 

 

スティンガーが宇宙大統領と連絡を取ろうとするも

結界でつながらない。

一瞬、すごいとこにコネクションあるなとか思ったけど、そういやツルギが大統領だったな。

 

 

一方大和は3VS3の対戦を指定されるが、スティンガーもマーベラスもいないことから一人で戦いに挑む。

(そのことに気づいたマーベラスが絆とかいってたのに勝手だって言うのは笑いどころ)

 

負けられない戦い、譲れない願い。気力だけで全力のフォームチェンジラッシュで応戦していく。

ここで『動物戦隊ジュウオウジャー』のOPが歌詞入で挿入される。

あぁ、勝ち確定ですわ。もう、懐かしさと興奮が相まって感情がついていかないw

イーグルは空中戦できるし、ゴリラはパワーやばいし、ホエールは美しいし。

ホエールの流れる水のような戦い方はすばらしいな。ウィザードのような洗練さがある。

というか大和先生、フォームによって戦い分けができるのは動物学者としての知識の賜物ですか?戦闘センスを持ち合わせてたのかな。笑

あと、ホエールの超出力バズーカはウィップみたいな制限した使い方もできるんだね。

 

控室室に戻った大和はマーベラスに「ごめんなさい」と謝罪の言葉をかける。

絆とか仲間といいつつ、マーベラスを信じれなかったことを侘びた。

大和先生、立派です。なんていうか人間出来すぎ。1:9で相手が悪かろうが、自分に1の非があればそれを認めて謝る精神。なかなかできることじゃない。

 

 

ガイゾーグが乱入した、ダイレンジャーカクレンジャーオーレンジャーが並び立ってる戦場、すごくいい笑

ニンジャホワイト鶴姫の「成敗」が聞けた。

 

そして、マーベラス再戦。

デカレッド&ハリケンレッドへゴーカイチェンジして戦う。

固有技、影の舞便利だよな。ゴーカイ本編でも多用されてたイメージ

 

ゴーカイレッドの技によってガイゾーグのメットが外れた

その正体は天晴・・・!?

 

そのころスティンガーはこの星のテクノロジーでない、なにか大きな秘密に迫っていた。

きっとスティンガーの背後に迫る黒い影が・・。

ここで今日は終了。

 

 

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マーベラスと話す天晴の

「忍びなれども忍ばない。リーダーなれどらしくない」

このセリフが今回の話のひとつのテーマなのかな。

 

リーダーというのはどういう存在なのか。

ファンの間では語られることの多いテーマであり、各作中では問題として挙げられることもあった。

その一方、「スーパー戦隊」のリーダーという枠組みでリーダー論について踏み込んだ話はかつて無かったと思う。

そもそも、作中でスーパー戦隊って枠組みになること自体がお祭り的なレアケースってのもあるけど。

 

「リーダーたるもの熱くないとチームを引っ張れないだろ。」

これがガオレンジャー、ガオレッド獅子走のリーダー論

「熱く見えないやつもいるけど」という言葉は「リーダーは熱い」ということを前提にしていることが伺える。

「レッドは楽。信じればいいだけだから」これも、レッドがリーダーであることを前提にしている。

タイムレンジャーでピンクのリーダーに会ってるんだけどなぁ笑

今回声の出演したニンジャホワイトもカクレンジャーのリーダーだったし。

 

 

パトレンの圭一郎は熱い気持ちをもちつつ冷静な判断力を持ち合わせていた。

ルパレンのカイリは熱いが飄々として自分でなにかと背負い込むタイプ。

キュウレンのラッキーは持ち前の明るさで引っ張っていく。

ジュウオウは冷静に周りを取りまとめリードしていく。

ニンニントッキュウキョウリュウは明るく方向性を定める

 

 

リーダーはレッドだと仮定する。

完全なおバカレッドは減ったとはいえ、ここのとこ前向きな、いわゆるイケイケドンドン系リーダーが多いかな。ノリと勢いで方向性を決めてくれる。

もう少し遡るとヒロムやマーベラス、殿にチーフと頼れるレッドがリーダー司令官を務めてるイメージ。このタイプは圧倒的なリーダーシップでグイグイとリードしてくれる。

 

頼れるリーダー像の時代の変化なのかもしれない。

少し前(2006〜2012)頃はクールに物事を冷静に判断した頼れる兄貴分としてのリーダーが求められてた。

最近(2013〜)はそういう、「上から指示」していくタイプよりも仲間内で「こうしようぜ」と方向性を決めていくのが流行りなのかも。

とはいえ、空気が読めないわけじゃないし、何も考えてないわけじゃない。

意外と芯をもって、問題解決の目処をもって行動していることが多い。

2005以前のリーダーは熱さはあるけど、勝手すぎて仲間と衝突することも多い。

その点、最近のリーダー達は仲間との衝突は少ない。

「何か考えがあって動いている」という信頼が仲間との間にある。

 

リーダーシップを発揮して引っ張るわけでなく、あくまでフラットな関係のうえで明確な対立を避けつつ方向性を決めていく。

周りも性格を理解しつつ、やれやれ、とフォローする。

そういうリーダーが最近の流行りなの・・かな?笑

もう少しちゃんと考える必要がありそうだ。

 

あ、僕は殿とかチーフが大好きです笑

 

 

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