ゆうがたヒーロー

日曜の朝でなくても誰だってヒーローに憧れてる

悩めるアカニンジャー 戦隊レッドのその後

「特撮ヒーローは売れっ子俳優の登竜門」

そんな通説が定着してどれくらいの月日が流れたのだろうか。

 

僕は特撮ファンとして、ブレイクする前の俳優たちの成長を1年間見守るのが大好きです。

すでに売れっ子になった俳優のデビュー作として追いかけ視聴なんかしながら、「こりゃ売れるよな」なんて思ったりもする。

電王での佐藤健の演技はやっぱり今でも別格だと思うし、逆にドライブの竹内涼真の1話なんかパッとしないし「大丈夫かな。」なんて思ったもんだ。

それでも番組後半には顔つきも凛々しくなり、主役俳優としてグイグイ成長していくのも醍醐味だったりする。

 

仮面ライダージオウでいえば、初回から好きな演技だったウォズ役の渡邉佳祐。

どんどん引き込まれて応援したくなったのは我が魔王ことソウゴ役の奥野壮

ソウゴの魔性に惹かれてしまいましたw

僕はこの二人はもうしばらく見ていたいな、というのが率直な感想です。

 

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しかし、同じ特撮ヒーローを演じながらもいわゆる売れっ子になりやすいのは「仮面ライダー」という印象。「仮面ライダー俳優」と比較すると売れっ子「戦隊俳優」はやや少ないような気がする。

最近だとトッキュウ1号の「志尊淳」とトッキュウ4号の「横浜流星」の活躍が目覚ましい

(個人的にはジュウオウイーグルの「中尾暢樹」も今後もっとブレイクするんじゃないかなと期待している。)

まぁ、それでも「松坂桃李」や「千葉雄大」「山田裕貴」あたりもよく見かけるかな。

 

とはいえ、「戦隊俳優」のその後というのはひとつの正念場。

戦隊時代とは一味違う演技ができるかどうかが人生の分かれ道である。

その中でちょっと気になったのが『手裏剣戦隊ニンニンジャー』(2015−2016)でアカニンジャーを努めた「西川俊介」だ

 

西川俊介ファースト写真集 DIAMOND

 

制作発表で顔を見たときには「きれいな顔立ちの正当イケメンだ!」と驚いた。

今でも整ったイケメンだと思ってます笑

 

でも・・。個人的に(いやネット上でも?)あまり演技が上手とは言えなかった。

正直なところ1年が終わる頃でも、う〜ん、終始こんな感じだったなぁ。という感想をもつくらい。(それでも多分、初回と最終回を見比べればちゃんと進歩はしてる!)

 

それでも半年ほど前放送の「スーパー戦隊最強バトル」で再演したときには「あ、滑舌よくなってる!」と成長を感じることができた。

 

そんな西川くん。

いまAbemaTVで放送中の『恋愛ドラマなキスがしたい』シリーズに出演中

簡単に概要を紹介すると

若手俳優女優が集い、オーディションを勝ち抜いた男女ペアが短編ドラマの撮影をすることができるというもの。番組内で男女は恋をするよう仕掛けられているのと同時に撮影するドラマの中では必ずキスシーンがは組まれている。

気になる相手とキスを目指してペアになるのか、自分の成長のため演技がうまい人と組んで主役を勝ち取るのか」

っていう感じの恋愛バラエティ番組です。

今回の「kiss to survive」シリーズには『仮面ライダーアマゾンズ』主演の「藤田富」が出演するということで観てみたら西川くんもメンバーだったことで視聴継続している次第。

 

 

 

でもねー、、ちょっときついのが西川くんやっぱりあまり演技が上手くない・・。

どんな設定でも発声の仕方や間のとり方とかがほぼ伊賀崎天晴と似たりよったり。

女子人気もなく、恋愛番組としても俳優のキャリアアップとしても本人が一番苦しそう

 

番組冒頭「戦隊レッド」として紹介されてるだけあってプレッシャーもすごい

 

でも、この番組を通じて西川俊介というひとりの男を知ることができたし、俳優としての悩みや思いをみることができた。

やっぱり特撮ファンとしては頑張っている俳優は応援したい。

この番組で少しでも成長してまたテレビで姿を見ることができることを期待しています。

 

 

ちなみにアマゾンズの藤田富。知ってたけど軽いな〜笑

演技への熱意はあるけど、ちょいちょいめんどくさい感。ちょろい感。

今後大丈夫かって不安になるw

 

 

特撮を経験した俳優・女優たちのこれからの活躍を楽しみだなー。

 

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