キョウリュウジャー組メインの東映ネクスト映画『俺たち賞金稼ぎ団』(2014)
設定はキョウリュウジャーたちがデーボス軍と戦ってる同一世界での裏側の話。
キョウリュウジャー面々とおんなじそっくりな顔の人物が劇団の公演費用を稼ぐために指名手配犯を追っていく、といった感じ。
あらすじだけ書くと、ちゃんとした話っぽいけど、ちゃんとギャグものです笑
ノリと勢いで突っ走る、ある意味キョウリュウジャーらしい話。
過去の戦隊出演者も多数出ているから、事前に調べておいていつ誰が出るんだろう、とワクワクしながらみるのもあり。
みんな出演作に関連するキーワードを入れ込んでくるそれほど難しくないはず
そういう意味では過去作を知ってないと面白さ半減ともいえる・・
・・・・さすがにこの映画は戦隊好きじゃないと手を出さないかな・・?笑
じゃあとりあえず、ネタバレとかも気にせず書き連ねましょうか
あ、その前に戦隊時代の役名で記載させてもらいます。ご注意ください。
当然ながらキョウリュウジャー時代のそれぞれのキャラとはまるっと違います。
女性好きのイアンは女性が苦手な軟弱男に。
ソウジは喧嘩っ早いし女性の扱いにも長けてるイケメン名優に。
アミィはよりお色気前回に。
というかこの映画、情報収集のためにイアンが「トランスジェンダーなんだ」という設定になったんだけど、その妄想が終始続くのが謎。
たしかにその場を切り抜けるためにソウジがイアンと付き合ってる(と思わせる)発言をした。
その後の展開でずっとイアンがソウジに片想いしつづけるのが本当に謎すぎた。
そんな長編で思い込みを維持するのは単純にやばいやつでしょ。
上裸で抱き合うようなシーンも入れ込みながら本当の役者さんらも大変だな、ほんとに。と。
緑黒のBLって当時人気のカップリングだった気もするなぁ。だとしたら露骨に狙いすぎてないですかい?笑
まぁでも、今作におけるソウジはイケメン度合いが増し増しで惚れちゃうのも分かるかw
若干「仮面ライダー電王」のウラタロス的な嘘っぽい甘い言葉が気になるけどね
ゴーバスターズのヨウコもなぜか腐女子的な役で鼻血流して喜んじゃうし
そして一行はさらなる情報を手に入れるためゴーオンジャー軍平の写真店へ。
ここではアミィのお色気が炸裂する。
客の個人情報をペラペラしちゃうのもどうかと思うけど「一緒に写真取ろう」って展開で電話番号晒してくれるのありえないだろーってのがつっこみどころ
軍平の危機管理意識の低さなら仕方ないね(?)
ここでボウケンジャー風の静香との面会を果たす。
静香ちゃん、きれいになりすぎててはじめ誰かわからんかった。
もともと可愛らしいし、コスプレ多くて楽しかったし、変幻自在のニンジャ感すごい
ここでまたソウジの出番。
情報を探るだけ探って急に「俺もう命がないんだ」と打ち明け倒れ込む。
そこに読んでもないのにアミィ達の救急隊員がやってきてソウジを連れ帰る。
台本にないのにソウジに人工呼吸をしたがるイアン
コント感すごい(いや、コメディだから正しいんだけどw)
そうして手に入れたゴーオンシルバーの美羽の居所。
ダイゴはひょんなことから他の仲間より一足先に彼女との対面を果たす。
のっさんとアミィは不審な男ゴーバスターズ司令黒リンを追跡。
ソウジとイアンは美羽の恋人であるゴーカイジャーのジョーの足取りを追う。
すると、ジョーは悪い組織とつながりがあることが判明。
美羽からお金を巻き上げていたのだ。
さらにアナウンサーとなったゲキレンジャーメレ様とも交際をし、金づるとして利用していた。
ジョーへの「愛のために」健気にお金を貢いじゃうメレ様、さすがです。
独特な声の出し方もあって好きな女優さん
ジョー役の山田裕貴はいまや売れっ子だね。恋愛系から嫌味な役までちょこちょこと見かける。
ホリディラブの裏のある優男の役は結構好きだったな。
今回もそうだけど、悪い顔がよく似合うw
あと、ヘタレた役?笑
『ストロボ・エッジ』みたいな役もいいんだけど、曲者的の方が山田くんの個性が活きている気がする。
以前モニタリングに出てた時に、素ではおもしろい人なんだなあ、と好感もった。
ゴーカイブルーの役ではそんなにカッコイイとは思ってなかったけど、印象って変わるもんだ。
最近だと変態教師としてリュウソウブルーと共演している。
そんな感じでいろいろな豪華ゲストが登場する。
出来がいいのか悪いのか微妙といえば微妙なんだけど、余裕があれば観てみるといいかもしれない。