『魔進戦隊キラメイジャー』敵の能力無関係でマコト兄ちゃん歓喜。小夜さんは5歳のまま続行もアリでは?笑
全国のマコト兄ちゃんがテレビの前で1週間待ち望んでいたカノ・・小夜回
次回予告時点で幼児退行が報告されていた。
そして、放送で明らかになったのが「幼児退行は単なる事故」という事実
邪面人が写真撮影をして別次元に転送していったのを見て(あれ、幼児化する能力じゃないのか)と思った途端の頭をぶつけるアクシデント
敵能力で子どもに戻るわけじゃないんだ・・。それは予想してなかったな笑
戦隊ものを見慣れているとメンバーに現実離れした不可思議事件が発生したら、だいたい眼m・・・敵怪人の能力だと思いこんでしまう。
今回はあえて(?)敵の能力とは違う事件を並行で発生させることで、てんやわんや感を演出
ルパパトの怪人は固有能力と「ルパンコレクション能力」のふたつを持っていたから複雑な話を展開できた。
複合的な問題を同時解決するのは戦隊側のピンチ感の演出に役立つ。
今回は事故により問題が複雑化し、過去を掘り下げ、事故により最後解決する。
特撮あるあるのご都合主義を最大限に活用したとんでもない力技だ。
それでも納得して満足できるのはどこかに絶妙なさじ加減だからだろうか。
ついでに怪人のやられ方の雑っぷりがすごかった。戦隊側が事故でドタバタしてる一方で怪人も事故でやられるのであった。
というか小夜の幼児演技、妙にうまくない?キラメイジャー終わったらぶりっ子役とかも似合いそう。新しいなにかを子どもに植え付けてもおかしくないよ。
トッキュウジャーメンバーやキュウレンジャーの小太郎みたいに最近でも子どもヒーローもいるわけだからもう少しそのままでも個人的には全然アリだったな。演じるのしんどそうだけど笑
ふだんは余裕のある大人である小夜を幼児退行させるなんて、よく思いつくな。
時雨の回もそうだけどギャップがあるとメリハリが出て話がおもしろくなるよね。
首を傾げる充瑠はかわいいなぁ。設定として兄弟がいるのかはわからないけど、幼児小夜とのやりとりはいいお兄ちゃん感がとてもよかった。絵で自分の世界に没頭する性格だから一人っ子設定だろうか。
メンバーと接するときの充瑠はいつも相手に敬意を払いながら、キラキラを前提にフラットに対話する。初期設定の自分には自信がないことの裏返しなのかもしれないけれども、誰よりも前向きだ。メンバーの単独回は実質充瑠との対話回でもある。メンバーひとりひとりに焦点を当てつつ充瑠の性格を強固にする。まさに戦隊のお手本のような脚本だと思う。
来週はようやく充瑠に順番が回ってくる。みんなとひと通りコミュニケーションを取り終えた充瑠。逆にメンバーからなにかを受け取る番だ。ここでの成長はキラメイジャー全体のひとつの転換期になるのではないだろうか。
個人的に今回のエピローグパートで小夜だけじゃなく為朝も優しい笑顔で充瑠を見ていたのが微笑ましい。ツンツンがいない仲良し戦隊いいなぁ
充瑠役の小宮くんも退院したということで、ちょっと安心。
今年の夏映画・・・できるのかな。。。