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『魔進戦隊キラメイジャー』ニキニキ!ゲキレンジャーコラボ回。瀬奈お嬢様は拡大解釈に救われる。

スーパー戦隊シリーズ 魔進戦隊キラメイジャー VOL.3 [DVD]

 

ゲキレンジャーの世界観との融合

ゲキレンジャーコラボ回。

瀬奈が所属している実業団のスポンサーがゲキレンジャー支援組織のスクラッチ社ということに起因している。

もともとは制作陣の遊び心でスポンサー設定にしただけなのに、小ネタからコラボが実現してしまうなんてすごい気概だ。美希だけでなく、娘のなつめを登場させることで時系列が進んで成長していることが伺える構成にしているのがいいね。ジャン達の現在についての言及こそなかったものの、当時の映像を流用してゲキレンジャーについてきちんと説明してくれる親切丁寧仕様。

 

一応スーパー戦隊シリーズゴーカイジャーによってすべての世界がぼんやりと地続きでつながっているような(つながっていないような)設定になっている。

だからこそ為朝らe-sports仲間がゲキレンジャーを知っていることになっている。(なんとなく組み合わせが微妙だと感じたけど普通の一般人が認知するくらいには戦隊活動が一般的なんだと解釈しておこう)

それにキラメイジャー支援組織カラットがスクラッチ社の活動について把握していたことから、もしかしたら企業系戦隊支援組織は何かしら交流があるのかもしれない。そうでなければイチ企業が悪の進軍を阻止するためにあれほど高度なバックアップ技術を持ち合わせているとは思えない 笑

変身機構とかは企業秘密だろうか・・。ゲキとかキラメンタルとか独自研究してそうだもんな。ロボや武器の開発は多少は技術交流・共同開発しててもいいかな。してるといいな

 

 

ジャン語

ゲキレンジャー放送時から多くの人に「?」というイメージを与え続けたジャン語。

ジャンそのもののキャラも突飛だったとはいえあまりにも独特な表現をするものだから、困惑必至である。

それに慣れきってまるで日常語のようにジャン語で説明する真咲親子は、キラメイジャー側視点から見るとちょっと異質だ。

しかし元々ジャン語ってのは、ジャングル育ちのジャンが何かを表現する感覚的な言語だ。我々が「ヤバイ」「エモイ」という言葉を使うように、感覚ベースで他者になにかを伝えようとするときの表現としては優秀なのかもしれない。

ゲキレンジャーの作中よく使われていた「ニキニキ」「ゾワゾワ」は使い方さえ分かれば直感的で使いやすそうだ。特に「ゾワゾワ」は臨獣拳だけでなくヨドン軍のような悪の組織の登場時の不快な感覚となれば使い勝手は抜群にいい。

うまく言語化しきれない感覚をベースにした表現であるから、神絵師の充瑠は直感的にジャン語を理解できるのもさほど違和感はない。逆に為朝や時雨なんかには程遠い言語であろう。

 

今回はそんなジャン語の奇怪さを逆手に取って、ヨドン軍の目の前で堂々と状況や作戦を伝えるギミックになっているのがなんとも絶妙だ。

本部で司令を出すだけでなく、実際に第一線で戦ってきた美希だからこそ、ヨドン軍がいるところで堂々と大胆な作戦を実行できるのは流石としかいいようがない。

ただ「モラモラ」の解釈だけはヨドンナと同意見だ。つまり拡大解釈すぎるだろ、とつっこみたくなる。笑

なんだ暗がりを目指すのがモラモラってw

 

 

瀬奈の真っ直ぐさ

 瀬奈の良さは真っ直ぐさである。考えなし、とも言えちゃうけれどもスポーツマンシップを持った気持ちのいいアスリートである。

しかし、案外ネックなのは「考える」ことを始めると彼女の良さが損なわれて十分な実力を発揮できなくなることだ。

百人一首回では「お手つき」の心配をしすぎて苦戦した過去が明らかになった。

難しいことを考えずに真っ直ぐに走ることこそ、瀬奈が輝ける秘訣なのは間違いない。

なつめによるジャン語を頭で理解しようとすると思考がごちゃごちゃして瀬奈の足かせになってしまう。だけども前述の通り、ジャン語は直感的な感覚表現語だ。ジャン語の概念さえ理解できれば解釈は幅広く、感覚派の瀬奈にとっても使いやすい言葉になるに違いない。

ヨドンナが驚くほどに拡大解釈しやすいのがジャン語だ。ゲキレンジャーとのコラボ回、スクラッチ社が瀬奈のスポンサーになるのも納得の人選だった。

 

ugatak514.hateblo.jp

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