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感想『Until We Meet Again〜運命の赤い糸〜』重くて泣けるか!?ラブバイチャンス制作陣のファンタジー系タイBL

Until We Meet Again ~運命の赤い糸~ DVD-BOX

 

『2gether』見てみたいなぁ‥。アマゾンプライムビデオにレンタルさえもないのなんでだ。と思ってると、『運命の赤い糸』が見れたので僕のタイBL第2弾はこれになった。

ちょっとだけ調べたら『Love by Chance』の制作陣が手掛けているとか。ちょうどそっちは見ていたので一気に親近感が湧く。

とはいえ、僕の評価はラブバイチャンスのほうが好みだったかな。

キュンとするような状況も豊富に入れ込んでくれるんだけど、どうしても設定の重たさがラブコメの爽快感を殺してしまう・・・

あと、BL界はお節介に後押しする腐女子が必須なのか。あの世界イケメン同士の絡みを勝手にナマモノ妄想してるからこえーわ。内々で留めて盛り上がってるならまだしも、本人に言っちゃうのはいかんよwBLドラマだから成り立ってるけど、普通にストレートな人だったら気持ち悪くて仕方ないだろうから腐女子の方々は言葉には気をつけようね(?)

でもそんな腐女子マナウの役はおいしいね。日本じゃなかなかいないタイプのキャラじゃない?ああいうコメディエンヌは作品の華だね。

  

 

 

先輩後輩シチュエーション

タイBLは大学が舞台なのが普通なのか?それともタイのラブコメが大学を舞台にするのが一般的なのかな。

ラブバイチャンスに続いて大学生が主人公。入学したばかりのパームは入学手続きのときに仲良くなった水泳部希望のティームの部活見学についていく。そこでパームが目にしたのは水泳部キャプテンのディーン。学内でも有名なイケメンを見た瞬間、胸が締め付けられるような感覚になる。

なんだかんだと順調にパームとディーンは交際に発展する。お互いの好きで好きで仕方ないという表情がたまらない。とくにディーンの愛おしい相手を見る目が実にエロい!

ときに言葉攻めをしながらパームに意地悪しがちなディーン。パームからしても恋人でありながらも大学の先輩ってところでされるがまま。だけどもディーン先輩が言うのならってな感じでいい感じのバカップルに仕上がっています笑

いたずらされて「も〜先輩!」っていうときのパームデレデレでいいよ。身長差とかも非常に良き!

ラブバイチャンスのエーとピートもそうだったけど、ディーンも「お仕置き」と「ご褒美」が好きすぎるね。すぐそういうこと言っちゃうw

ディーンはアイドル感あるイケメンだわ。特に横顔が好きかな。すごく美しい。

水泳部設定なのも美味しくて、いい感じに締まった身体と胸襟を十分に堪能できる。

いうほど水泳シーンはないけどもね。

 

日本でおなじみの「運命の赤い糸」伝説

このドラマの肝であり、展開を転がす仕掛けなんだけど、1話冒頭が愛し合っている若者二人が心中するところから始まる。パームとディーンはその死んだ二人の生まれ変わりであって、ずっと探し続けていた誰かを見つけたという設定。

この前世の二人っていうのがコーンとインだ。正直なとこ、この「赤い糸」屈指のイケメンはコーンだと思う(熱いコーン推し)

二人についてはパームかディーンの夢で回想形式で断片的に語られる。パーム&ディーンは夢を見て時々涙したり発作的に過呼吸になったりする

回想の中でコーンとインは出会い、少しずつ距離が縮み、互いを慈しんでいく。時代柄なのかどちらの両親にも反対されて駆け落ちして結果として心中する。ただしこの時系列がシャッフルされて回想されるのできちんと追いかけたい場合はそのあたりの並び替えが必要だ。

「運命の赤い糸」と聞けば日本人ならどんなものなのかピンとくるだろう。まさかタイドラマで赤い糸が主題になっているなんて思いもしなかった。というかタイトルの赤い糸がまさか「日本には赤い糸伝説があるんだって」と明言されると思ってなかった。

 

 

ラブバイチャンスのキャストが別役ゲスト

最初は同じ制作陣だから、それで演技とか評価されたのかなくらいにしか思ってなかった。だけども回をすすめるとチラホラと見た顔が出てくる出てくる。ちょい役からそこそこの役まで

どのキャラクターがどういう設定で出てくるのかっていうのはラブバイチャンスを見ていた人ならではの楽しみだ。個人的には旧役でいうノー先輩は今作でも好き。ビジュアルが好きなのかもしれない笑

あとエーの役者さんは特徴的な顔立ちだね。別役なのにすぐに「あ、エーだ」って思っちゃった。

 

 

豊富なタイ料理

 タイ文化を知らないから出てくる料理がどれも物珍しい。パームが料理男子設定だからどんどんいろいろなお菓子を振る舞ってくれる。どうもタイの伝統菓子みたいで、若い子で作れる人は少ないようだ。どんな食べ物なのかはいまいちピンとこないけど、見た目はカラフルでインスタ映えしそうな雰囲気があったけどどうなんだろう。うまいこと日本でブームが起きないかな?笑

 

 

個人的マイナスポイント

ラブバイチャンスのほうが好みって理由に前世の設定が重いことがある。

前述のようにコーン&インは駆け落ちした挙げ句に心中するのが冒頭で明かされる。パームとディーンの夢回想でどんなに幸せな描写をされても最後が悲劇で終わるのがわかってしまっているのが切ない。『100日後に死ぬワニ』みたいに死ぬのがわかっているからこそ切ない幸せな日常パートが映えるんだけどもね、、、

でもそれに拍車をかけるのがパーム&ディーンが前世の記憶を引きずりがちなこと。「前世でも結ばれていたんだ」くらいに幸せな要素扱いにしてくれればいいんだけど、パームはわざわざ辛かった記憶を回想しちゃって度々心身が不安定になってしまう。結果として二人の絆が深まるんだけど、設定の重たさが倍増しちゃう。。幸せでいちゃいちゃしてるシーンを詰め合わせてくれたほうが楽しいんだけどなぁ。

コーン&インとパーム&ディーンの前世と出自・関係が明らかになる場面も盛り上がるポイントなんだろうけど全然気持ちが盛り上がらなかった。。。

 

ティーム&ウィン組のやりとりも微笑ましくてどのあたりから距離が縮まるんだろうって思っていたのに、なんか突然ティームから「眠れないから添い寝して」って頼みに行くのが「!?」ってなったわ。もうちょっと段階あるじゃん不眠描写とか添い寝してやろうかくらいのからかいとか。あってスルーしちゃっただけかもしれないけど。。

とはいえこの仲のいい先輩後輩の延長線のうえの恋愛関係っていいよね。そこは本当にイイ!

でも 二人の関係性が最後までわからんかったな。曖昧だけど限りなくハッピーに近い関係エンドってことだろうけど。

 

 

いっそ重たい所を省いたイチャイチャシーン盛り合わせみたいなのほしいね。タイBLいいわー。

 

 

 

ugatak514.hateblo.jp

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Until We Meet Again ~運命の赤い糸~ DVD-BOX

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  • 発売日: 2020/07/03
  • メディア: DVD