ゆうがたヒーロー

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『魔進戦隊キラメイジャー』カナエマストーンは充瑠に作用したのではないか?え、猫耳充瑠のことじゃなくてさ

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入れ替わり回、と見せかけて特にそんなことなかったぜ。

おもしろかったけど、なんと感想を表現したらいいかわからないな、今回。

 

ハリガネ邪面→ハリガネ人形で擬態が可能

カナエマストーン・イリュージョア→幻を見せる

 

このふたつをベースにしつつ、「人間を邪面獣に変える」ことを目的としているのが今回の作戦だ。

 

 

話の大筋

エピソードはふたつ。

ひとつはキラメイジャー司令室における「偽物は誰だ」という人狼パート。

もうひとつは充瑠が出会った「カロリーくん」とその友達「八田さん」パート。

 

序盤にキラメイブルーの偽物が登場することで仲間内にハリガネ邪面が潜んでいるかもしれないと疑念を与える。

 

一方その頃、充瑠はカロリーくんというネット上の誰かに「絵を教えてあげる」と言われ少年に出会う。

少年はさらに友達を紹介するよ、と充瑠を八田さんと引き合わせる。

このあたりではあからさまに八田さんに怪しさが演出されている。

 

瀬奈の連絡によって充瑠は司令室に戻る。途中、博多南さんに出会い一緒に帰る。

すると、司令室に博多南さんが!じつは代役んでしたオチで、仲間内にハリガネ邪面はいないことがわかる。

ここで司令室パートは完結し、ではハリガネ邪面はどうしているのか、という疑問に戻る。

 

司令室パートが完結する頃に、八田さんは自分の漫画がネットで中傷されていることに気づく。

絶望した八田さんに近づいたカロリーくん。ハリガネ邪面という正体をみせつつ八田さんを邪面獣に仕立て上げる。

八田さんは唯一の友達だったカロリーくんに邪面獣としてすがるものの、充瑠に救出された。

 

後日、充瑠が八田さんの家に向かうとそこは更地で家もない。

読み切りとして宣伝されている漫画が八田さんの絵だ、と充瑠は気づいてほっこりするエンド。

エンディングではヨドンナがカナエマストーンをみて「こんな色だっけ」と疑問に思う。

 

お話としてはきちんとまとまっている。

ライダーによくある「人間怪人」をテーマに誰が怪人なのかを楽しむ

さらに戦隊あるある「擬態怪人」を組み込んでわちゃわちゃと「偽物はおまえだ!」をやりつつ戦隊の体裁を整える

これでもかと、八田さんに怪しさをふりつつカロリーくんが邪面師でしたとひとつ外しのポイントを作りつつ話を展開。ここでハリガネで天使の翼をつくるカットはたまらない。

ライダーと違い戦隊は1話完結させるため、八田さんをスピード救出して、邪面獣を撃破する。

あくまでも充瑠の確信ではあるが、八田さんは漫画家として雑誌に掲載されたと締める。

 

カナエマストーンの謎と充瑠

お話はよくできた構成なんだけど、ひとつ謎がある。

カナエマストーンはいつ使われたのか、という問題だ。

カナエマストーンは使用されると一定時間輝きを失い黒くなってしまう。エンディングでヨドンナが黒さについて語っていることから、カナエマストーンは確かに使用された。

 

更地になっていた八田さんの家。あれは八田さんが存在していないことを指すという意見をみた。たしかに、引っ越しどころか更地にまでなっているのはあまりにも不自然だ。

しかし、八田さんが存在しないとなると幻覚をみているのは充瑠かハリガネ邪面になる。充瑠のカナエマストーンの幻覚がどうして八田さんになるのだろうか。

 

イリュージョアは「深層心理の記憶を引き出して幻覚を見せる」という。八田さんが充瑠の深層心理だとすれば、「漫画やアニメとゲームに囲まれた八田さんの部屋」は充瑠の中の「自分が自信を持って好きと言える世界」にあたる。

充瑠は「もっと絵がうまいひとがいる」ことを自覚した上で内心では「もっとうまくなりたい」と思っている。だから冒頭ネットでカロリーくんに絵を教えてもらう流れになる。

充瑠って「好きだから」絵を描いているんだけれども「自分が好きなら別に下手でもいい」って考えではないんだよね。特訓回オチでの仲間へ絵の指導のときや、魔進入れ替わり回での子供への対応をみても、きちんと基本を抑えた上で真剣に絵に向き合うことを重視している感がある。好きだけで片付けない、向上心が伺える。

「八田さん」は充瑠の絵に対する自意識と向上心だ。

 

その一方で、充瑠は絵を描いてばかりで学校ではあまり友達がいないように描写されている。

学校でも「熱田は自分の世界に入っていて何を考えているかわからない」旨の発言をされる。本人も基本的には物事に自信がなく後ろ向き。為朝や時雨らメンバーのキラキラした輝きに恐縮していた。

そんな充瑠の世間に対する自信のなさも「八田さん」だ。

自分の好きな世界に引きこもり、自分を認めてくれる友達と楽しく過ごす。漫画家になれば自分も輝けると信じるけど、その自信はない。純粋で繊細が故に世間に出ていくことができない。

 

つまり八田さんとは、充瑠の深層心理から生まれた人物で

・絵に対する自信と向上心がある

・純粋で世間に対して自信がない

下手すればキラメイジャーにならなかった場合の大人充瑠の幻覚の可能性すらあるぞ。え、これめちゃくちゃ怖い話じゃ・・・・・

 

 

書いていて、なかなかそれっぽい理由になってきてしまった・・・・。

だけどもどうしても「八田さんが幻覚なら作戦が成り立っていない」理由が潰せない。

八田さんは実在しなければならない。ハリガネ邪面が幻覚を邪面獣にするとかおかしいからね。

・・・もし八田さんが実現しなくてもいい説があるとすれば、それはクランチュラの「人間を邪面獣にする」という願望を叶えた全編幻覚エンド・・・。これだとすべての説明がついちゃうけど・・・・・あれ?・・・これも怖い・・・・。

 

 

いや、来週充瑠+ヒロインズの猫耳回とか、カナエマストーンは実は僕らの願望を叶えたんじゃないスかね。。。

 

ugatak514.hateblo.jp

 

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