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感想『魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム』典型的な夏映画。キラメイダンスが楽しい

ミニアルバム 魔進戦隊キラメイジャー2

 

『魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム』

まさにキラメイジャーの夏映画だった。事情を知らない後年の人たちは「え、公開日2月!?最終回直前???」と困惑すること間違いなし。紛れもない夏映画だ。

 

なぜ夏映画なのか。コロナによって撮影ができず例年通りの夏に公開できなかったのが原因だ。おかげで夏感満載の映画に仕上がっている。

最もわかりやすいところでいくと、夢の世界で「夏祭り」が行われることだろうか。瀬奈&小夜が浴衣に身を包み、時雨がお面と法被でかき氷に頭を包まれる。

あぁ・・・夏映画だ・・・。僕はキラメイジャーの夏映画を見ている・・。と安心感が半端ない。

ストーリーは、街の人が夢の世界に囚われてしまう事件が発生。充瑠と為朝とも連絡が取れない。夢の中に潜入して夢の持ち主を探すという物語だ。

 

今回のボスは壇蜜さんが演じるヌマージョの妹「ミンジョ」だ。このチョイスも夏感がある。ヌマージョは8月末と9月に放送されたエピソード21・22で登場した、呪いによってマバユイネを失わせた魔女だ。そのエピソード中に一瞬だけ妹のミンジョが助太刀をしている。本編ではその後姿を見せなかった。このヌマージョ編のクオリティや話運びが放送当時から「元々夏映画用の話をテレビ用に脚本編集したのでは?」とも言われていた。実際は映画を楽しんでもらうための前日談的なエピソードであったことは間違いない。

 

と、いうわけで時系列はエピソード22のあととなる。ヨドンナもまだ登場してないし、オラディン王も復活していない。宝路なんか出番少なくない、とか思ったけど、例年夏映画は追加戦士の出番が少ないんだった。合流して6人で変身・名乗り・ボス戦参加してる夏映画のほうが珍しいの忘れてた。撮影スケジュールなのか登場タイミングの都合なのか、カナロといいノエルといい、映画だと独自行動している印象が強い。

 

変身シーンで思ったのは、変身バンクを画面縦6分割にしないで3分割で2組に分けて尺を割いていたのが珍しいな思った。スクリーン映えしてて結構よかった。映画ということで名乗りも久しぶりにフル尺で楽しめた。

 

 

あとは大したことないネタバレ?込みで語ろうか。

 

 


ついに物語が明らかに!映画『魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム』予告編

 

 

これ、タイミング次第では充瑠と為朝もろともガルザやられてたよね??

ミンジョ、ガルザのこと嫌いなの???外様のくせに幹部待遇の中途採用にご立腹なの?

わざわざ地球の廃工場にガルザを呼び出して、眠らせて夢を共有させる、謎作戦。

もはやガルザをいいように使って最後に始末しようとしてるじゃないすか。

そもそもの作戦の最終終着点がよくわからないけど。闇エナジー集めが目的だったのかな。

それにしても都合よく使われた上に殺されかけたガルザ、ミンジョを許すチャンスを与えるなんて実は仏なんじゃない?

「ガルザの夢だからオラディン王がちょっとおかしい」なんて言われたら恥ずかしすぎる。

あと、マブシーナの回想で「昔は時々ガルザを含めた家族で夢を共有した」「あのころはガルザはまだ裏切ってなかった」って言ってたけど、バリバリ嫉妬心植え付けられてる時代だったのおもしろすぎる。内心は「オラディン憎し」なのにああやって猫かぶって仲良し家族やってたのか。その心境を思うとやっぱガルザがかわいそうだ。

 

 

エンディングでキラメイダンスを踊りたくてうずうずしてるガルザほんとにかわいい。マイペースに楽しそうに踊るクランチュラも好きだ。この隣にヨドンナがいてほしかったな。

6人で踊ってるキラメイダンスを見てなぜかちょっとうるっとしちゃった。コロナのせいで5人+1人って構図でしかなかったのに、ついに6人揃って踊れたんだって感動した。

劇場版のエンディングダンスってTHEハッピーエンドって感じがして好きだ。エンディングもっかい見たいわ。

あ、PPAPもガッツリ流れて楽しい雰囲気がしてよかった。

 

 

ところで、ミンジョと一緒にいたあのモンスターはなんだったんだ?邪面獣なのか?

 

魔進戦隊キラメイジャー 全曲集 めっちゃ輝煌ぜ!

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  • アーティスト:V.A.
  • 発売日: 2021/02/10
  • メディア: CD