感想『機界戦隊ゼンカイジャー 赤い戦い!オール戦隊大集会!!』結局ピザすき焼きって何なんだ・・。明るいアニバーサリー作品の幕開け。
『機界戦隊ゼンカイジャー 赤い戦い!オール戦隊大集会!!』
ついに始まるアニバーサリー作品。顔出し俳優1人だけという意欲作。
どんな感じになるのかな、という雰囲気がよくわかる先行公開だった。
キラメイジャーも明るくわかりやすい作風だったけど、ゼンカイジャーはそれ以上だな。これ絶対に「イマジンコント」になるだろw
主役のきいた君がインタビューで「キカイノイドの皆さんの個性が強すぎて主役が食われる」と語ってくれていた。すげーわかる。制作発表から片鱗が見えていたキカイノイドのキャラの濃さがすごい。ガチャガチャと画がにぎやかすぎる。
イマジンやバディノイド、キュウレンメンツといい、これまでさまざまな種族(?)が地球を守る仲間として頑張ってくれていた。これまで戦隊では(ジューマンだとか未来人とかバリエーションはあるものの)基本的には人間>人外だった。その構成比が大きく変わることとなる。そういう人外が増えると人間の文化との違いを強調するような奇々怪々な行動をして人間サイドを困らせることが多々ある。キカイノイドも度々驚くような行動をとってくれるであろう。
まぁ、大きくまとめれば楽しい系の戦隊だということです。笑
主人公もピザすき焼き食べたい、みたいな
あとはネタバレありで感想を書きましょうか。
『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』ゼンカイジャー単独予告
久しぶりのオール戦隊モノ
両親が開発したプロトタイプ(?)のゼンタイギアには、なぜかスーパー戦隊のレッドの顔が刻まれていた。これを使うことであらゆるレッドが具現化した。
ゴーカイのナビィみたいな鳥が一応早口で全戦隊を紹介してくれる。最初はまだ聞き取れるけど短い時間で全戦隊を紹介する都合上二次関数ばりにどんどん早口になる。僕のドンピシャ世代の紹介になる頃にはもう聞き取れなかった笑
ルパンレンジャーとパトレンジャーが別戦隊として紹介されてるのがプチ感動。当たり前といえば当たり前なんだけど、どうしてもセットで見てしまうから。。。
現れたオールレッドたち。全体的に棒立ちなんだけど、ルパンレッドは佇まいがスタイリッシュだった上に、消えるときもアデューしてくれてルパンへの理解度が高い。アカニンジャーも忍者一番刀を首の後ろで組む動作が天晴感があってよかった。
せっかくバスコやザミーゴらが出てくるけど、オールレッドたちとの戦闘も全然描写されなかった。時間が限られてるのはわかるけど、そこは見どころでしょ〜。確かに過去のヒーロー&怪人との戦いよりもこれからの戦隊の戦いをじっくり見せることのほうが大事なのはわかるけど、これで客寄せしたんだからもうちょっとくらいファンサービスしてくれてもいいじゃん。
それとキラメイレッドとリュウソウレッドくらいセリフがあってほしかったな。無言どころかスポットすら当たらないw 目立つ場所に配置されてるわけでもない。
このムビレン冒頭で一瞬絡んだだけで、ぜんぜん掛け合いしてくれんかったわ。。
スーパー戦隊ヴィランズ
バスコ、全く老けないね。10年前でしょ。5年前にもキュウレンのVシネで復活してたよね。まるで変わらない。明るく個性的で強くていい悪役なんだよな。
ザミーゴは正直キャラをあまり覚えてないや。ことあることに「さぶ」って冷笑してるイメージだけだ。にしても入江さんはキカイに縁があるというか東映に紐付けられてるな。
九衛門はキャラデザインがかっこいい。声が好き。キャラも好き。もう少し復活を見たかった。畏れを集めさせてもらうよ、が九衛門らしいなと思う。
バングレイはまぁ、ハンターだな。というか実はスーパー戦隊の天敵なんじゃね?いくらでも過去の強敵を蘇らせることができちゃいますけど・・・。
怪人勢が並び立ったときにバスコの後ろにダマラス、バングレイの後ろにクバルなんかがいるのがおもしろかった。おまえら意識があるのならば今どんな心境で後ろの部下みたいな面して立っているんだ。意識がないのならそれはそれで皮肉なもんだ。
再生怪人は弱いの法則があるから、本編でどんなに戦隊を苦しめてても復活しちゃうと拍子抜けしちゃうんだけども。
ゼンカイジャーは十中八九、過去戦隊のロボに力をかけてくる。たまには過去ボスなんかも出てくるといいな。