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感想『Bad Buddy Series』EP7 好きっていいなよ。パット&パーン、告白するのはどっちだ

タイ新作ドラマ『Bad Buddy series』テラサにて日本語字幕版の世界初配信が決定、11月から順次配信 | SPICE -  エンタメ特化型情報メディア スパイス

 

 

『Bad Buddy Series』をTELASAで、見てるんですけどね。

これ尻上がりにグイグイとおもしろくなるSOUTS型のドラマですね。

序盤はいがみ合い中心で見ていて辛い部分が多かった本作。こっそりと親交を深めるパートは微笑ましくて楽しいが、ふたりを結びつけるには障壁が多すぎるよ‥。

両親も学部仲間もどうしてこんなにバチバチしてるんだ。。。互いに何したってんだよ。

両親の問題は最後の砦だとして、学部は中盤くらいで関係融和するかと思いきやなかなかそうはならないのが実に歯がゆい。

 

とはいえ、この「秘密の関係」というものがふたりをエキサイトさせる。

 

 

分岐点はEP5のラストは目が離せなくなる濃厚カット。おもわず何度も見返したくなるような迫真の演技。ふたりの気持ちがひとつになった瞬間からこのドラマは始まった。

 

EP6を経て、「好きになったほうが負け」というゲームが勃発する。

厳密にはお互いすでに好きなんだけども、「好き」と伝えたほうが負け、という仕様らしい。本当にいつまでも素直じゃないだから。

さて、そのゲームという名のいちゃつきを思う存分堪能できるのがEP7だ。

 

 

 

尊い

 

 

 

その感情の前に我々は語彙力を失う。

 

 

え、7話、めちゃくちゃ楽しいじゃん。なにこれ。この1話だけでクソほどおもしろいんですけど。

 

パットとパーンの可愛さがぎゅっと詰まったエピソード。これだけ詰め込んでたったの1時間とかいうお得セット。以下ネタバレ感想を。

 

 

「キュン」ステージ

パットは車の助手席に誘ったり、かわいく加工した自撮りを送ってみたり、積極的にパーンを誘う。

はじめは防戦一方だったパーンも、徐々に攻めに転じパットを翻弄する様子が楽しい。

プリンターのインク交換のために呼びつけて、「やってほしい、ダメ?」と甘えてみる。そして「好きな人に好物を作るのが夢」と言いながらあ〜んと食事を振る舞う。これはパットにクリティカルヒットした!なんとか踏みとどまって自室への撤退を迫られたが、思わずキュンとしてしまい悶える様がかわいらしい。もうさっさと「好き」って言って楽になればいいのに。

 

そして、そんな「好きっていいなよ」合戦の最中、建築学部の演劇公演が決定する。狙ったかのようなBL版の悲哀物語。パーンは親友ワイに巻き込まれる形で公演準備の中心的メンバーとなっていく。

そんな演劇のあらすじを紹介に合わせて、プレゼント攻撃に裸での色気攻撃、合戦のダイジェストが進む。友達にもなれない関係の悲哀物語のはずなのに、パーンの心には秘めたる恋の楽しさばかりが思い浮かぶ。

パーン君さ、、、パットのことめっちゃ好きだよね。無邪気なパットの対としてクールなパットみたいなポジション装ってるけど、なかなかに好意がだだ漏れしてるんですがそれは。。

 

 

食事を振る舞いにキュンとしてしまったパットの反撃は風邪の演出。服を脱ぎ、火照った身体の看病を求め、ひんやりしたペットボトルで体の中心を冷やしてと頼む。

スポンサードリンクをこんないやらしい使い方していいのか笑 ペットボトルを胸の間からゆっくりと下におろしていくカメラワークは観ているこっちがドキドキしてしまう。

パットの決めの攻撃「顔が赤い。お前も風邪か」はかなりのダメージだ。パーンはマウントをとってくすぐり攻撃でじゃれ合うことで回避。

 

パーンがこのままマウントポジションを取りながら「まだ友達がいい?」と尋ねたけど、これってゲームじゃなくて本心から聞いたようにも見える。でもゲームの意地もあるから「お前は」としか返せないパット。いい雰囲気なんだけど素直になれないもどかしい関係。お互い相手からのアクション待ちになってしまっている。

 

 

嫉妬ステージ

戦いは次のステージ「嫉妬」へ移行する。

パーンとワイ、パットとインク、それぞれが必要以上に仲良く接する姿を見せつけることで嫉妬させる作戦だ。

正直、ワイ×パーンもなかなかに興味深いんですよ。皆さんはどうですか?頼みを聞いてくれたからって首筋にキスしちゃうワイ君、さてはお主もパーンのこと好きじゃろう??パーンも嫉妬させるため肩を組みいつも以上の距離感でベタベタ接する。そのまま「大事に思ってるからな」なんてわざとらしいセリフを言っちゃうパーン君。チクショウ…そっち側の世界線も見てみたいじゃないか…。

しかし、ここでまさかのパーとのフラグが立つとはな・・。喧嘩っ早いワイ君が少年ばりにデレた表情たまらんですよ。

 

インクと仲良しアピールをしたパット。パーンがあてつけとして同じ屋台にワイを連れ出すくらいには効果てきめんだ。ここのシーンめっちゃ好きだ。

甲斐甲斐しくインクのお世話をするパットと、ワイを理解してます感出すパーン。ワイも(好みを)覚えててくれたのか、と素直に喜ぶのがまたかわいいw

うざい絡みにインクはキレるが、何かと受け入れるワイ。ちょっと不思議そうにはしてたけども、仲が良ければそんなこと気にしないのかな?汚れた口元拭ってくれる友達嫌すぎるw

そんなわざと狙った嫉妬よりも、ワイのパーンへの熱い思いと、ギターを預けられる信頼関係が一番ダメージだったんですけどね。展開次第ではギスギスすれ違い案件ですよこれ。

 

 

ゲームセット

やる気のない劇の主役が降りたその日、パーンはパットに代役を頼む。

劇の代役を引き受けたパット。「嫌っているフリはもう疲れた。心はお前でいっぱいなのに。もう隠したくない。友達のままじゃ嫌だ。」周囲には劇の設定の中のセリフだが、パットとパーンのふたりには特別な言葉だ。秘密の関係の中で公衆の面前で堂々と思いを伝えられる大事な場面である。

パットは「恋人がいたらそいつを勝たせてやるのが夢」と語る。だからパーンを勝たせてやりたいという。パットは前は拒否した「あ〜ん」を受け入れ、口元を拭ってもらう。存分にイチャイチャする二人の幸福感がかつてない。ついばみキスを繰り返しながらも、キスされた瞬間にそれぞれが嬉しそうな表情をするのが素晴らしい。

尊い・最高・素晴らしい・・・この気持ちを表現するには語彙が足りないよ・・・

 

 

普通、エピソードごとに好きな場面と普通の場面ってのがあるんだけど、1話まるまる全部好きなのは珍しい。『Still 2gether』1話くらいかなぁ

シリーズまとめて書こうかと思ったけど、つい途中での感想記事になっちゃったな。

でも多分仮に2getherをリアタイ視聴してたらやっぱり7話くらいで一旦中間感想記事書いてたと思うわ笑

 

 

ugatak514.hateblo.jp

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