ゆうがたヒーロー

日曜の朝でなくても誰だってヒーローに憧れてる

俺を狂わせたBL世界の男たち

 


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日常的に見ている映像作品は特撮やタイBLだけでなく、火10恋愛ドラマや各種恋愛リアリティーショーなど雑多に手を出している。中でも近年目覚ましく数が増えてきたのが国産BLだ。ひと昔前であればBL作品が映像として世に出ることは稀だったと記憶している。せいぜいニッチな映画ではなかっただろうか。

タイムラインにへばりついて評判を観察していると、自分がハマってない作品が大ヒットしていたり、こんなにおもしろいのに何故みんな狂わずにいられるんだよ、みたいな現象に遭遇する。

じゃあ、自分は何が刺さって、誰に狂っていたのか。

これはBLドラマを通じて自分を見つめなおそうとする、一人の男の手記である。

 

※尚、この記事で使用しているドラマの画像はすべて各ドラマの公式Xより拝借したものとなります。

 

 

目的

自分指標での自分を狂わせた男を言語化する

 

 

条件

・自分が視聴した作品の主演ふたりから選抜する。

・ドラマとしての判断。原作は考慮しない。

・俳優自身は考慮しない。あくまでもキャラクターでの判断。

・ただしビジュアルはキャラクターの魅力に含む。

 

 

エントリー

春田・牧(おっさんずラブ

安達・黒崎(30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい)

平良・清居(美しい彼)

湊・香月(みなと商事コインランドリー)

福原・篠宮(不幸くんはキスするしかない)

柳瀬・金田(先輩、断じて恋では)

山田・青海(永遠の昨日)

尾上・カブラギ(飴色パラドックス

奥沢・池上律(ジャックフロスト

滝沢・石原(4月の東京は)

瀬ケ崎・棚田葉(体感予報)

幸紀・天使(ワンルームエンジェル)

佐原・土岐(佐原先生と土岐くん)

ヤマト・カケル(君には届かない)

龍司・天(君となら恋をしてみても)

浩国・甲斐(パーフェクトプロポーズ)

田中・夏川(彼のいる生活)

宮田・岩永(恋をするなら二度目が上等)

松本栄枝・曽我(好きやねんけどどうやろか)

市川・遠山(マイストロベリーフィルム)

羽山麻水・白崎由岐(25時、赤坂で)

杉原・佐川(ひだまりが聴こえる)

志賀宝・中野大進(タカラのびいどろ)

三ツ矢・石田(三ツ矢先生の計画的な餌付け)

 

全24作品、48人

名字で表記を統一しようとしたけど、名前で呼び合ってるカップルは「誰だお前」状態になったから途中で路線変更。そのため表記ルールに揺れがあることをご承知ください。とりあえず主演ふたりと思っていただければ。。。

というかすげぇな。こんなにも作品あるんだ。未見ドラマもあると思うととんでもない数。しかもおっさんずラブ以外はここ5年以内だろうし。世はまさにBL戦国時代。

真面目に供給過多で嬉しい悲鳴状態。

いや〜、さすがにやばいわ・・笑

 

 

 

 

 

 

5位.香月 慎太郎(みなと商事コインランドリー)


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いや、なんだこいつ。狂気やろ。押しが強いというか強火というか燃え上がってますけど。

僕も一応れっきとした社会人なわけで、高校生に言い寄られるのは流石にマズいんですよ。高校生に手を出す大人は例外なくマトモな人間でない訳ですよ。

湊さんは商社マンだったからそのあたりを心得ていて、あくまでも近所の優しいお兄ちゃんの立ち位置にいようと必死だった。だけどもさ、あんなに強火でグイグイ来られると思わないよね。しかもあんなイケメン。好意に対して気のないスタンスで居続けるのは、意外とこっち側のメンタルも消耗する。それでもめげずに迫ってくる慎ちゃん、すごいよ。

ウジウジ悩む系やら両思いなのに身を引いちゃう系な人たちが多い中であそこまで猪突猛進できるのは異色で唯一無二じゃないか?

 

 

 

 

 

4位.田中 一仁(彼のいる生活)


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何この爽やかマン。そのうえ元高校球児ですか。で、あんなオシャレなバイト先で働いている、と。

「え〜、あの店員さん超イケメンじゃない〜??」って言われて絶対聴こえているのに聴こえないふりしてそう。本人的には(そういうこと言ってほしくないんだよね)とかイケメン独特の悩みを抱えていそう。まぁね、モテる人間にしかわからない悩みだってあるんでしょ?あまりにモテすぎてメンタルブレイクして部屋でひとり「もう無理だ・・・」ってため息ついた日だってあるさ。

 

でもでも、帰ってきた夏川の顔を見て一気に疲れが吹き飛ぶくらいに大好きなんだろ?夏川は「ごめん、遅くなった、すぐ作るから待ってて」とかサラッと声かけてくるし、一仁はキッチンへ向かおうとする夏川の腕を掴んで思わず引きとめる。そして夏川の背中に頭を預けるわけだ。「かず‥ひと?」どうしたらいいかわからなくてその場に立ち尽くす。「わりぃ、今日ちょっとバイト疲れちゃってさ、少しだけ、もう少しだけこうさせて」どこか寂しげな一仁の声。

しんとした空間に時計が秒針を刻む音だけが鳴り響く。心臓の鼓動が秒針よりも早いことが分かる。ずっとこうしていたい。夏川の背中があたたかい。お互いの気持ちも体温もゆっくりとひとつになってゆく。

 

思わず創作小説書いちゃったじゃんか。あぶねぇ、うっかり小説家デビューするところだった。やっぱり迂闊に近づくと人生狂わすタイプの男だと確信した。

バイト先に一仁がいなくて本当に助かった〜。

 

 

 

 

 

3位.山菅 龍二(君となら恋をしてみても)


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龍二〜。高校時代に出会っていなくてよかったよ。クラスメイトに龍二がいたら、一生引きずるような恋をしていたかもしれない。相手のことを思いやる優しさがあり、押し付けない感じでそっと手助けしたり背中を押す。ちょっと人間が出来過ぎてるんだよね。

実家の食堂を手伝っててあまり遊んでいない。たぶん天に出会わなければ東京なんてほとんど行くこともなく、ずっと地元で平穏に暮らしていけるタイプ。高校卒業を機に地元を離れた友達の近況とかを聞きながら「へぇ、楽しそうじゃん」とか相槌を打つと「龍二も東京来れば?バイト先紹介するよ」とか言われちゃって「行かねぇよ」なんて笑いながらもちょっぴり膨らむ憧れの気持ちと同時に母と兄弟の顔を思い出しちゃうタイプ。

天に案内されて東京へ遊びに行くもすぐ人酔いしそうだし、何回来ても「すご」とか言ってそう。で、結局自分は地元の空気が好きなんだなって思いを強固にする。

少し照れながらゆっくりと自分の口から地元への愛を言葉にして、天はその真っ直ぐさにまたキュンとするんだろうな。

 

 

「(キス)もっかいしてもいい‥?」は名言。

見ていただれもが悶えて昇天したんじゃないでしょうか。

龍二はサラッとしてるけど各セリフの破壊力が強いのが本当に恐ろしい。

 

 

 

 

 

2位.宮田くん(恋をするなら二度目が上等)


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え、宮田くん、イケメンすぎひん?華やかな業界で仕事がうまくいっている30歳男としてはあまりにもできすぎている。取引先や同僚にいてくれなくて本当によかった。仕事どころじゃなくなるし、大した用もないのに仕事のフリして絡みに行ってウザがられる未来しか見えないわ。「ははは〜、じゃ、僕これから岩永先生のところに原稿取りに行かなきゃいけないんで〜」って愛想笑いのままフェードアウトされるやつだ。

 

あんなにも「僕はもうあなたには恋しません」みたいな態度のくせに。

「僕はもう大人ですから」とか割り切った関係です、みたいな態度のくせに。

のらりくらりとした先生に「腹立つ」くせに。

気づけばというか気づくまでもなく先生のことがたまらなく好きで好きで仕方なくて、翻弄されているのに認めたくなくて釣れない態度で接してしまうのが最高すぎる。

定義上(?)ではツンデレに該当するはずだけども、そんな使い古された言葉で片付けたくない複雑な乙女心が宮田くんの魅力。

 

 

 

 

 

 

 

1位.宝センパイ(タカラのびいどろ)

ねぇ、なんで僕のTLではタカラ先輩の話題が少ないの?誰も興味がないなら遠慮なくもらっちゃいますよ?いや、もらわれちゃいますよ?ツンデレというかクールデレ属性。もう陳腐な単語でもなんでもいいんですよ。Beautiful!(語彙)

「俺に関わるな…」的に人を突き放す一匹狼気取ってるわけでもなく、かといって積極的にワイワイするわけでもない絶妙なクールさ。飲み会で山登りについては饒舌になるあたりの人間味が味わい深い。

 

圧倒的な美人で普通に常識があり人に優しい、英語での道案内も可能、というか海外の山に登ってるから日常会話くらい余裕かもしれない。だけども危うい大進のことは放っておけないし、なんなら大進のことしか見てなさそう。絶対に大進の瞳をビー玉かなにかだと思って(うわ、こいつの眼はなんでこんなにもきれいなんだよ)とか思ってるでしょ。

 

僕が完全にブッ刺されたのは居酒屋の奥で指を立てて「シー」ってされた瞬間ですよね。「秘密の共有」「共犯関係」を想起させる極悪作法。もしもあんなことされたら終始ドキドキしっぱなしで飲み会どころじゃなくなるだろ!!!気になってチラチラ見るも全くこっちを気にせず楽しんでいる様子を見てひとりモヤモヤしててもいいし、時々目があってドキッとしてもいいし、最強すぎる。

 

 

サークルの先輩に居なくて本当によかった。憧れの先輩だけどどこか近づき難くて、声かける機会を永遠に伺って病んでいきそう。そんな宝センパイを目で追っていたら後輩の1年にシーってやってる姿みちゃって発狂モン。ひとりで勝手に落ち込んでサークル辞めるわ・・・。


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ふぅ。ざっとこんなもんだろうか。よくもまぁこんな恥ずかしいことを言えたもんだ。まぁ、狂ってしまったんだから仕方がないね。

こうしてまとめて記録として残しただけで、TL上ではみんな各々狂いに狂ってるの、知ってるんだからな!その場その場で流れていくけど、体感予報だとか赤坂だとか、みんなそれぞれなかなか濃い目に狂ってるだろ!狂ってることを誇れ!狂わせた男を讃えよ!祭りだの宴だと、皆で踊り狂おうよ。みんなで狂わせた男を言語化して紹介しようぜ!

 

 

番外〜メイン以外でのお気に入り編〜

小山和希(美しい彼)

友達でありながら密かに想いを寄せる、そんなキャラクターは大好物。でも優しい友達は優しい友達でしかない。清居が入ってくるタイミングを見計らって平良を抱きしめる小ズルさがあるから、君は強く生きていけるよ。最後に清居に塩を送ってやれるからやっぱり優しい。映画で出番も進展もなくて心底がっかりした。

 

春名圭太(彼のいる生活)

ずっと訳知りメガネと呼んでた。ふぅん、へぇ、といった常に知った感じでいるのがおもろい。無意味に激辛カレー食べる謎。腐男子だったのか理解者だったのか、いまいち掴みづらいところが良かった。

 

山瀬一真(25時、赤坂で)

いい感じに主役二人をかき乱してくれる。あまり感情を表にださない麻水のバチバチした面を引き出してくれた。CP活動というものを表面的な部分で理解していそうな軽薄さやら、気を遣わないラフさ(≠気を遣わない不躾さ)やらでヒヤヒヤさせてくれる。しかし仕上がってる身体のインパクトが強烈。

 

英 明日香(みなと商事コインランドリー)

かわいい…。最初のちょっとチャラい嫌な感じからのピュアピュアの落差は落ちたら最期、戻ってこれないアレだよ。柊くんに振り向いてほしくて一生懸命すぎて誰もが応援したくなる。でもかなり厄介な男に惚れ込んじゃったね、、、頑張れ

 

 

まだまだBL増えるの?さすがにちょっと追いつかないから勘弁してほし・・

え、いまから多和田任益と奥野壮が登板して濱正悟&兵頭功海に別府由来が控えてる・・・???別府くんのお相手が訳知りメガネくん…??

 

特撮俳優オタクとBLドラマオタクの二足のわらじは辛いってばよ。

こんなの永遠にぬけだせねぇぇぇぇ

 

ugatak514.hateblo.jp

 

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