ゆうがたヒーロー

日曜の朝でなくても誰だってヒーローに憧れてる

総括『わたし、定時で帰ります。』ベタなのにトリッキー!構成に脱帽。種田さん最高って話。

わたし、定時で帰ります。

 

吉高由里子主演の火曜ドラマ『わたし、定時で帰ります。』

先程無事に最終回を迎えました。

 

ハケンの品格』『家を売るオンナ』のようなバリバリのキャリアウーマンが様々な問題を颯爽と解決して「わたし、定時で帰ります。」と帰っていくドラマだと思って視聴しました。

ところが、そんな予想に反して「仕事はやるし、効率はいいけど熱意はない」ごく普通のOLが主役だった。

今どきの若いものや仕事人間、育休等の様々なことに対する偏見・・というか誇張はあるものの、オーソドックスなテーマをうまく解釈・構成した面白いドラマだった。

僕がこのドラマの肝だと思うのは「定番テーマ×変化球構成」である。

 

◆定番テーマ

働き方改革や育休、過労死、セクハラ・・仕事にまつわるテーマは山ほどある。

その中でも特にオーソドックスなテーマに焦点を当ててひとつひとつ解釈を加えていく。

その上で各話の主役に当たる人物の悩みやあり方に向き合っていく。そうして信頼できる仲間を増やしていき、最終回に向けた総力戦を演出していく。

いわば、ラストにピークを持っていくため、ドラクエの仲間集めをしているような感じだ。

おおよその社内問題も一段落したところで、終盤に要注意人物の福永部長が動き出す。

明るく和やかな職場で露骨なまでにアップで映される「地獄」饅頭の文字。

そして、採算度外視の仕事が振られ社員が地獄のように苦しみ総力戦で片付ける。

このオーソドックスな構成がたまらない。

なんだかんだ、人ってのは「ベタ」に弱いのだ。

 

 

◆変化球構成

なんだかんだで「ベタ」が好き。しかしかといってあるあるネタをぶち込んだだけではどこかで観たことあるドラマの焼き直しにしかならない。

そこでこのドラマの塩梅を左右した隠し味の登場である。

このドラマは主人公の東山の会社に元カレの種田が入ってくることから始まる。

東山と種田の付き合いはほとんど語られない。

それぞれが少しずつ回想をし、当時の思いを語るのみといっても過言ではない。

分かるのは、東山は昔働き過ぎで倒れたこと、二人は結婚まで話が進んだ仲であること。両家の挨拶のときに種田が倒れたこと。

だいたいそんなものだ。

 

二人の関係はそこで途切れ、今は東山にも結婚を前提とした彼氏までいる。

過去から時間が相当経っている。

そう、このドラマの肝はまるでシーズン2であるかのように、すでにできた人間関係と過去出来事を前提に話が進んでいくのだ。

なにがあったんだろう。と、まるでミステリードラマのように謎は深まる。

なのにあまり語らずあくまでも現在に主軸をおいてストーリーが展開する。

 

 

普通、彼氏のいない主人公の前に、いい感じになる人が現れて、仲を深めている中盤で元彼が登場して揺れた末にいい感じの人とくっつくでしょ?(偏見)

 

何?結婚を前提に交際している彼氏がいる状態で、元彼が転職してくるって

トリッキーというか意地が悪い・・。

 

定番テーマの味付けには最適な構成で、ほんとに楽しい3ヶ月でした。

 

 

ただ、最後にきちんと主張をしたい。

学生の延長線上から憧れや目標をもって働くようになった来栖くんはめちゃくちゃかわいい。

そして、テンプレなツンデレ属性を持った仕事人間の種田さんはめちゃくちゃカッコいい。特に最終回の終盤は終始非常によかった。

 

量産ラブコメの主役をやってた時代も終わり落ち着いて幅広い役をもらえるようになった向井理さん。くたびれたエンジニアも腹黒策士も様になってきてかっこいい。

また種田さんみたいなはまり役でお目にかかりたいものです。

 

 

SPかなんかで過去編やらねぇかなぁ・・・。いちゃいちゃする二人を眺めたいし、あの頃のすれ違い気味の過去も見たいし、どういう出会いで、どうして惚れたのかとかもっと掘り下げてほしい。

種田はなんであんなにベタぼれなんだよ!!!

 

 

TBS系 火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります。」オリジナル・サウンドトラック (通常盤) (特典なし)

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感想『PSYCHO-PASS』現代社会のと遜色ない世界観。どこまでがSFだからと笑えるのか

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※この記事はネタバレを含みます。ご了承ください。

あと、ある程度の脱線をお許しください。

 

 

6月某日。我らのアマゾンプライムビデオで「PSYCHO-PASS」が配信されました。

思い起こせば放送時、細かい設定はちょっと雑なような印象はあったものの、ノリと勢いで胸を熱くする展開が多かった。

それよりも「犯罪係数」「シヴィラシステム」を軸に再構築された世界観が近未来的でワクワクした記憶がある。

露骨に挿入される哲学的メッセージも、高校倫理以来「哲学・思想」という分野に興味をもっていた自分にはどストライクだった。(なお、小説の引用とかは当時も今も全くわかってない)

 

劇場版は当時の住まいの近くで公開はしていなかったので、ひとつも観ていないし、コミカライズ版や小説も読んでいない。

あくまでも「PSYCHO-PASS」の1期・2期だけの視聴者だ。

それでも、今回のプライムビデオ配信で懐かしさから観始め、あっという間に1期を完走してしまった。

当時、毎週心待ちにしていたものを一気見できるというのはなかなかな贅沢w

 

しかし、観れば観るほど、「えっと、これ何年前の作品だっけ」という感想が生まれた。

我々の社会はまさに、この「PSYCHO-PASS」の世界へ確実に近づいている気がしてならない。

考察と呼べるほど、資料を読み込んでいないし見直しもできていないが、今回は備忘録代わりに思ったことを書き連ねたい。

 

PSYCHO-PASS Complete Original Soundtrack

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◆シビュラシステムというディストピア社会

PSYCHO-PASS」の世界観はすべてシビュラシステムで管理されている。犯罪係数が測定され、危険因子は隔離。社会に危害を与えない者たちと判定を受けた人たちが住みよい社会をつくっている。

「犯罪係数がすべて」であり、幼い頃から犯罪係数が高いと社会から隔離され続ける。

完全な管理社会だ。

 

なんとなく感じたのは現代中国である。急速に進んだ電子決済、その背景にある「芝麻信用」という信用点数制だ。

中国ではすべて信用が数値化されている。ランクが低ければお金を借りることはおろか旅行でホテルに泊まれなかったり結婚や就職に不利になる。政府公認のこのシステムは「信用ランクが高い人」には素晴らしく住みよい社会を形成し、「信用ランクが低い人」ほど社会から阻害され隔離が進んでいく。二極化を促すものだ。

僕自身は芝麻信用を活用していないし、活用している人からの話も聞いたことないので、的外れな話となるかもしれないがまさに、シビュラシステムの原型ともいえるのではないだろうか。

 

スコアを元にシビュラシステムが適切な就職先を決めてくれる。

作中の描写を見る限り、人生はそれで決まると言っても過言でないし、夢を観て努力して就職先を決めるといった価値観はとっくになくなったようだ。主人公の常守朱のように多くの選択肢があり、選り取り見取りであることが稀だという。

しかし、彼女も就職先の決定には頭を悩ませた。適正が出ている選択肢からひとつを決定しなければなからなかったからだ。

「すべてシステムが教えてくれる」一見楽であるが、意思決定のトレーニングをしていないと自分でなにかを決める、ということができないのだ。

なお、1期のボス、槇島はこのシステム・社会に憂いを感じている。社会全体がシステムに依存しており人間としての尊厳を失っている。意志に重きをおいている彼にとってはこの親切設計な社会に強い違和感を感じるのも無理はない。

 

 

SNSの台頭と考えない社会

さて、今のこの社会はどれほど「考える」ことに比重をおいているだろうか。

「考えるな、感じろ」「とにかく行動」等、動くことは推奨される。仕事の上でも考えろという割にはとにかく手を動かせといった側面も未だ根強い。

テレビや広告なんかは「バカでもわかるように」作られるのが当たり前。これが伏線ですよ、覚えといてくださいね、といった露骨な描写があるドラマや感動シーンはここですよと感情さえもわかりやすく煽る。

わかりやすい演出だから、それを観ながら「あぁ、これは悲しいんだ」といった感情を学ぶことができる。

ある程度「製作者の思惑」通りにことが進む。

 

時代の流れが止まっていればそれでもよかった。SNSの台頭。これはテレビや広告業界に痛手を与えた。

特権だった「発信権」が失われ、誰もが「発信者」となった。Youtuberが増え自作の漫画やイラストを公開し、誰もが人気者になれる権利を手にした。

そして、発信者になったひとたちも共通して「誰もがわかりやすい」といったことに比重をおいてクリエイティブ活動をしている。TV番組のようなテロップをつけたり、物事を単純化し、イラスト付きの漫画で読者に訴える。長文ではだれも読んでくれないからである。(こんな長文ブログ、ここまで読んでくれる人がどれだけいるのだろうか笑)

 

ブログのような長文から140字の短文へ。文字ではなく写真やスタンプへ。

我々の社会は確実に頭を使わずに直感的に情報を伝達するかに移行していった。

多くの人に観てもらえる・興味を持ってもらえるような工夫はする。いかにして消費者サイドに頭を使わせないか、そんな社会になってきているようだ。

それこそシビュラシステムの信託さえあれば皆よろこんで受け入れるだろう。

誰もが余計なことを考えず楽に何もかも決めてほしいのだ。

 

 

PSYCHO-PASSの世界ではシビュラシステムに絶対の信頼を寄せている。

余計なことを考えず、誰もが最短ルートで人生を攻略(?)できる

イメージホログラムで部屋や街を彩り、自分を着飾る。感覚が支配する社会。

そして社会には危険因子がいないという思い込み。裁判制度がなくなって久しい社会ではトラブルの対処方法なんて誰も知らないのだ。

みんな考えることなんかしない。街のど真ん中でひとが撲殺されても、シビュラシステムが異常と判断していなければ、それは異常な出来事ではないんだから。

 

 

◆無関心な人々

周囲の誰かのサイコパスをコピーするヘルメット。これを装着した男が街のど真ん中で女性をボコボコに殴りつけて殺害をした。

多くの人間が周りを取り囲み、その様子を動画撮影する。被害女性は助けてと声を上げることさえもできず、ドローンの「大丈夫ですか?」という無機質無関心な心配が虚しく響いた。

ドローンは自らで「異常」を判断することはない。サイコパスが上がる等の条件が揃うか、被害者や周囲の人からの通報があってようやく動き出す。

ただ黙って動画を撮影している人たちはある意味ではドローンとかわりがない。

 

 

殺害現場の動画撮影。その異常な光景を放送当時は「まさか」と思っていたに違いない。しかし、世界は確実に同じ道を歩んでいる

2019年某日。3つの衝撃的な事件があった。

大阪梅田の百貨店からの飛び降り自殺。東京新宿のヤンデレ殺人未遂。名古屋栄の殺人動画配信。

いずれも人の生死に関わる事件だ。地上波のニュースですら流さないような生々しい惨状が惜しげもなくSNSにアップされた。

つい先日そんな出来事があったばかりだったため、サイコパス世界を初所詮SFだと笑えなくなってしまっている。

 

 

サイコパス世界は近未来設定の割に妙に現代的だ。自動運転らしいが車は道路を走り、空は飛ばない。瞬間移動もなければ、おそらくスター・ウォーズ世界のようなホログラム会議もない。シビュラシステムとかいう最新鋭のコンピューター技術と謳いながら実はバリバリの力技。人間の脳の連結拡張によるある意味「マン・パワー」という実態。

そんなチグハグな世界観が妙に現代社会を想起させる。

果たして、5年後・10年後に僕らはどんな社会をつくっているのだろうか。

その頃にまたPSYCHO-PASSを観てみたいような気もする。

 

 

感想『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』本家リスペクト!ワールドワイドなスケールで描くゴジラモスラキングギドラ

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(オリジナル・サウンドトラック)

 

ゴジラ!観てきました!

 

僕は小さい頃、いまは亡き祖父に『ゴジラVSメカギラス』に連れて行ってもらえて、それ以来ミレニアムシリーズの大ファンなんです。

ゴジラ×モスラ×キングギドラ』『ゴジラVSメカゴジラ』『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ』『ゴジラ ファイナルウォーズ』『Godzilla』(2014)『シン・ゴジラ

 

ファイナルウォーズは子供心ながら人間ドラマ多いなぁ。もっと戦ってほしいなぁ。とおもってましたし、10年の時を経て蘇ったハリウッドゴジラに興奮し、他の怪獣が出てこないシン・ゴジラを楽しめる年齢になった。

時々DVDを借りて第1作のゴジラやミレニアムシリーズを見返したりしてました。

オタクだから世界観のつながりや解釈なんかもネットで調べるようになり、本当の基礎知識くらいは身につけることができました。

本当は昭和ゴジラももっと積極的に観て知識を深めないといけないよなぁ、とか思ってるんですけどね・・笑

 

 

でも、案外ゴジラって観たことないひとも多いんだなぁ、と今作の公開のときに実感。

何気ない話題フリのつもりが「ウルトラマンの怪獣かと思った」「ガメラっていたよね、どっち強いの」「え、原爆実験とかの話なの!?最近のこじつけじゃないの」と返ってきて困惑してしまう場面も何度か遭遇。

怪獣モノは子供が観るものって感じなのかなぁ。。。でもまぁ、ゴジラって公開され続けた時期と止まってた時期もあるから世代とかによっても多少認識の差もあるのかな、とも思ってみたり。

 

今回の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』は待望の2014年GODZILLAの続編。

当初から次は「モスラキングギドララドン」が出ることが発表されていて楽しみで仕方なかった。

ビジュアルポスターもいい感じでテンションを爆上げしてくれるかっこいい怪獣たち

 

そして、ネタバレない範囲で言うならば、ただただ素晴らしかった。

和製ゴジラ及びそれらの怪獣たちへのリスペクトが随所に感じられる演出や設定。

 

モスラ様の美しさやギドラ様のライバル感、そして絶対王者ゴジラ

今作は日本版に比べてどいつもこいつもでかすぎる。いつも日本を攻めていて、日本を部隊にしていた怪獣たちが世界各地で大暴れ。そのスケール感の大きさもたまらなく、結局のところ人間たちは何もすることができないというのがヒシヒシと感じられた。

万一、人間が歯向かうとしたらメカゴジラを海外仕様で出演させることだけど、ハリウッドのロボットモノ(トランスフォーマー等)と比較しても相当でかくしないと戦えるイメージが沸かないぞ・・。

下手に人間が介入するよりは「モンスターバース」シリーズではひたすらに怪獣に翻弄されている人間って立ち位置のほうが好きかもしれない。

 

ゴジラが戦ってる足元で逃げ惑う人間たちがここまでピックアップされるとおもってなかった。

スケール感がでかいってのもあるけど、本当に地獄絵図みたいだった。

あんなん逃げるも何もないよ・・っていう絶望感が半端なかった。

絶望感が大きければ大きいほどすべてが終わったあとのカタルシスも大きいんだけどね笑

 

 

あと、音響がいい!これはやっぱ映画館で観たい作品!

音楽もいいし、エンドクレジットまでちゃんと聴きたくなる作品!

あー、これこれ!と、ファンならお馴染みの音楽もしっかり使われてます!

 

 

あー。とりあえず、以下ネタバレ気にせず思ったことをとにかく書き連ねます!


映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』TVスポット 怪獣篇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終戦でのゴジラ強すぎる!!!

 

いや、なにあの熱暴走ゴジラ!かっこいいしキングギドラの攻撃まったく食らってないじゃん!笑

演出上、いちど敗れてリベンジを果たすっていうお約束も熱いし、リベンジ戦なのに結構互角でいい勝負してたもの熱い。リベンジ戦でパワーアップして瞬殺って場合もあるからね。

こう、放射性物質がエネルギーって設定があるから人間が回復の手助けできるのはよかった。

ゴジラの住処は別のSFモノかなって思う超古代都市と灼熱の階段の演出がかっこいい。

渡辺謙、芹沢博士がすごくよかった。

でも、そこで退場しなきゃならないのは非常に惜しい‥

博士だけはシリーズのレギュラーとしてゴジラの理解者として出続けてほしかった・・・。

 

 

次に、今作のライバルキングギドラ。ふさわしい強キャラ感。

ゴジラとの氷上の決戦は見応え十分。絶望感抜群。

途中で明かされる「宇宙からの侵略者」設定。いいよ。すごくいい。

キングギドラはそうでなくっちゃ笑

ゴジラとの2戦目で首ちぎれたのに再生したときは「マジか・・。あいつ再生能力持ちだっけ・・」とドン引きしちゃいましたね

そこらへんは地球の法則無視ってのがしっくりくるんでとてもいい設定。

 

・・どーでもいいけど首が1本なくなっても再生したときに「倒すなら3本同時破壊」系か「核(コア)破壊」系のどっちかしか倒せなくねって思ったのはゲーム・漫画脳だなぁw

 

 

そしてモスラ

モスラは3段進化かつ繭での待機状態があるからどうしても話の後半にしか活躍しづらいイメージ。

卵から生まれるって設定があるからやられても別個体を出しやすいのもポイント。

ゴジラ×モスラ×メカゴジラ」みたいに先にモスラ成虫が戦って、後半は卵から孵った幼虫が参戦するというちょっとトリッキーな順番での演出も可能

 

インファント島や小美人といった設定がなくなった分、少し印象が薄かったかな。

美しいとはおもったけど戦いもフォローも少なくちょっともったいない感じはした。

ゴジラと仲がいいってことになってたけど、今後出番はあるんだろうか。。。

 

 

最後に、問題のラドン

おい、お前!メイン怪獣に入れてもらえてちょっと調子のってんじゃないのかい笑

単独主役まであるもののミレニアムシリーズではほとんど出番もなく、なんか久しぶりにメインに躍り出たラドンさんよ。

火山に眠る炎属性の怪鳥ってたしかにかっこいいけど、ギドラさんにボコられたあと完全に舎弟に成り下がってるじゃないですかww

支配するギドラの周りを飛ぶ忠実な下僕。その上寝起きのモスラにやられる始末

なのにゴジラがギドラを倒したら積極的にゴジラにひれ伏す様子は滑稽すぎるでしょ。

メインさせてもらったのにこのざまじゃ、当分また仕事ないんじゃないかな、、大丈夫?

とはいえ、ラドンってなかなか使い勝手悪そうなんだよな

 

「ゴマスリクソバード」って言われててみんな思ってること一緒だと思いましたw

 

 

 

オキシジェンデストロイヤー

ギドラを仕留められなかったものの、ゴジラを活動停止まで追い込んだ兵器

まさか、この名前が使われるとは思ってもみなかった。。。。

こういうところで和製ゴジラのリスペクトを感じられるよね。

(そもそも渡辺謙の役どころ芹沢博士ってネーミングとかもそうなんだけど)

 

 

 

GODZILLA』(2014)のムートーの映像もいっぱい使われ、『キングコング』の映像や「髑髏島」って名前をこれでもかってくらい連呼し「モンスターバースシリーズ」のつながりを強調

 

次の作品が『ゴジラVSコング』なんだけど戦いにならなくないでしょうか・・?大丈夫?

ゴジラのほうが相当でかくない?熱暴走ゴジラとかほんと、笑っちゃうくらい強かったよ??

「VS」って言ってるけどなんだかんだ共闘していく系かな(戦隊脳)

最後に敵がギドラの首を買ってたし共通の敵にメカキングギドラとかどうかな?

いろいろ妄想が膨らみます笑

 

 

モンスターバースシリーズを観てて思ったのが、アメリカは「クリーチャー」デザインはかっこいいけど「怪獣」ってのは少ないのかな。

ムートーでも髑髏島でのトカゲ・スカルクローラーなんかは日本映画じゃ出てこない。

でもモスラやギドラがハリウッドで生み出せたとも思えない。

日本の場合、キグルミにはいって特撮する必要があるからある程度しっかりした造形にせざるを得ない。

ハリウッドは特撮怪獣の文化も薄く、CGでの演出するから足が不安定な造形も描ける。

そうした背景の違いで作る「怪獣」「モンスター」ってものが異なっているのかもしれない。

今回、注目されなかったその他怪獣もどちらかといえばクリーチャー寄りだった。

今後、ゴジラの新ライバルになりうるようなデザインの「怪獣」は現れるのだろうか。

そこがちょっと楽しみです。

 

 

 

感想『ルパンレンジャーVSパトレンジャーVSキュウレンジャー』ファンサービスの60分

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Vシネクスト『ルパンレンジャーVSパトレンジャーVSキュウレンジャー』観てきました!

 

 

大好きだった『ルパンレンジャーVSキュウレンジャー』、あまりはまらなかった『キュウレンジャー』これらのVS映画ですね。

 

ルパパトがのウリが「VS」だったという理由で(?)見送られたジュウオウジャーVSキュウレンジャー

そう考えると、劇場スケールでのVS映画はおよそ2年ぶりとなる。

、、、記憶が正しければVS映画って新戦隊のお披露目を兼ねた冬休み、それも1月公開していたので、今回5月のGW公開ってのは少々遅めだから、実際は2年よりもっと経っているのかな

 

立ち位置がVシネに以降したとか、「帰ってきた〜」シリーズに該当するとか、いろいろな大人の都合があるんだろう。きっと。

 

最近はバンダイ東映の動向をそんなに追ってないからよくわからないけど、「戦隊」は規模縮小傾向なのかな・・。「ライダー」は堅調みたいだけど。

(ルパパトが玩具的にはあまりよろしくなかったとは聞いてるけど、VSや帰ってきたがなくなったのはキュウレンから?)

 

 

まぁ、そんな背景事情はおいといて、めちゃおもしろかった!ルパパトキュウ

以下ネタバレ(?)ありです

 

 

 

  

 

時系列的にはキュウレンは本編終了後(スペスクは観てないからスペスクの時系列との絡みは割愛)

ルパパトは「最終アイテムGET済」かつ「怪盗バレ前」

ドグラニオやデストラ、ゴーシュ等のルパパト敵幹部は出てこないのでクリスマス以前かどうかも不明。(チキン鮭戦争はすでに起きたのか否か)

 

 

ルパン組の買い物帰りにホシミナトとマネージャージェラシットが現れる。

パトレン組が駆けつけたところにラッキーが降ってきて、ドサクサに紛れてルパン組が誘拐されてしまう。

ルパン組は誘拐されたその先でホシミナトを追っていたナーガ&バランスと出会い、お互いの目的のため共謀することとなる。

 

予告で知っていたとはいえ、うまいね〜。

ルパパト始まったときにはすっかり忘れてたけど、怪盗つながりだもんね。

コンビのイメージはあるけど、すっかり怪盗設定忘れてたw

どちらも怪盗だけあって利害関係の考え方とかが合理的でスムーズ

 

一方ラッキーを捕まえたパトレン側

ラッキーが必死に平行世界の話をするも信じられない圭一郎

意外と組み合わせとしてはおもしろい。

レッドってイケイケドンドン無鉄砲系か冷静クールリーダー系のイメージがあるけど、圭一郎は熱血だけど警察の冷静さがあるからうまく振り回されるなぁと。

ツルギは(俺様系)クールな司令塔だから、話のわかる立場として登場するのも納得

 

スティンガースパーダハミィも別部隊として動いてるけど、ラッキーと離れてしまってる。スティンガーは作中の後半からネタキャラ色がつよくなっていったけど、本作でも健在。

おもろいけど、ええんか、スティンガーよ、、、

 

 

絡みや台詞回しにちょこちょことファンサービスやツッコミを加えてくれたおかげで飽きずにストーリも終盤に差し掛かる。

スティンガー組とルパン組が合流したあとの「色とりどりなのに赤いないの」はおもしろいw

赤ふたりの戦隊なんだよなー。なんなら「シシレッドオリオン(白)」みたいなのあるしw

 

 

 

 

負けイベントラスボス戦1回目でボロボロになったラッキー、信頼しつつある圭一郎

スティンガー組と合流して夜明けの決戦に挑む

 

いつもの採掘場での決戦。

ナーガとバランスによってたまたま通りかかったルパン組と決戦のために来たパトレン組、キュウレン組先行部隊に、遅れてきたキュウレン組後発部隊、最後まで説明もなくなぜかハイテンションで混ざっているジュウオウ・ザ・ワールド

総勢20人が並ぶ姿は圧巻。

しかし、スーパーヒーロー大戦があるからインパクトはやや少ない・・?

あとキョウリュウジャーだけでも10人いたし・・・。

キュウレン組の名乗りは1.5倍速くらいの感じ。(人数多いし仕方ない)

スパーダは絶対狙って高音名乗りしてるだろww過去最高音じゃないでしょうか・・?

 

後発組の小太郎がかわいい。役者キャストだからもっと出番あってほしかったけど、田口くん中3(撮影時は中2?)だしなかなかスケジュールとれなかったのかな。

ロボ戦での会話でツカサと「いつもこうなのか」「すみません。。。」が死ぬほど愛くるしい。ロボ戦後にハグしてスリスリして照れてほしかった(ツカサ先輩が捕まっちゃうからアウト)

 

キュウレン幹部を再生させたところでボスラッシュ開始

20人いるからラスボス+幹部3人の計4人をそれぞれ5人組で戦闘に入る

チームレッド&チーム寒色&チームガールズ&残り物?

 

金銀フォームチェンジするノエルに対して「どっちつかず」と話すショウ司令

女子会に食事を振る舞うスパーダ&トウマを妄想するラプター

お巡りさんの不器用さは俺のが知ってると豪語するカイリ

 

そこらへんのファンサービスを惜しみなく打ち込んでくる

そういうのに「おっ」と思ってると場面が進んでくから人物の多さも相まっていち場面ずつの情報量が多すぎて追えないw

 

最後はルパン組&パトレン組withノエル&シシレッドオリオンチーム&スペースマスターチームの最強装備での総攻撃で等身大戦終了。

 

ロボ戦でキュウレン組もコックピットに乗り込みサイド総攻撃

勝手に指揮を取るツルギや勝利の音頭をとるチャンプ

やっぱ全体的に空気だったガル

 

別れの挨拶を済ましてエンディング。

このキュータマダンスも情報量多すぎてもう一度みたい。

伝説のエアロビ大好きな青緑と脱ぎたがりツルギ。スティンガー見落としたけど、ピエロ衣装?余すとこなくネタを打ち込んでくるスタイル

 

相変わらず圭一郎はかわいいし、ひさしぶりのラッキーも可愛い。

ラッキーは本当に素朴な顔立ちなのにスタイルいいなぁ。と再認識。

 

 

1時間に満たないのに、よくもまぁ詰め込んだなってくらい本当に盛りだくさん。

人数の多いキュウレン組もほぼ役者キャストに絞ってルパパト世界に投入したおかげでまとまりある仕上がりになってた。

ルパン組に比べてパトレン組がやや薄味な感じもしたが、キュウレンジャーがスペスク宣伝のためデカレンジャーとコラボしたときの「お巡りさん」の存在を引き合いに出してくれたのは細かいし、パトレン側との絡みを円滑にするいい拾い方だなと関心。

 

戦隊バトンがきちんと渡っているなぁと思うVSシリーズだった。

もし次にVSシリーズがあるとしたら「ルパパトVSリュウソウ」

また別次元とも思えるファンタジー世界とのコラボになるからルパパト組の立ち位置やいかに。なんなら、ルパン組が怪盗を続けてる理由・・。もうノエルのためにパトレン組の装備を奪いにかかるしかないじゃんw

そうなっちゃうと完全に「世界の平和を守る国際警察」「その武器だけを狙って奪いに来る怪盗」って構図になっちゃってルパン組がなかなかクレイジーな存在になるよなぁ。。

 

そのあたりを拾うのかぼかすのかは来年のお楽しみってとこかな。

 

・・・・そして本当になんでジュウオウのみっちゃん参戦してたんだろ・・。

(脚本つながり?プロデューサーはあくまで怪盗と警察の共闘を細かいことはいいんだで押し切るためってコメントしてたけど笑)

 

 

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感想『賢者の愛』愛に溺れるキョウリュウレッド。中山美穂の復讐劇

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プライムビデオってWOWWOW制作のドラマも観ることできるんだね。

キョウリュウレッド桐生ダイゴ役、竜星涼出演の『賢者の愛』(2016)全4話

 

 

私からすべてを奪い、初恋の人まで奪っていった親友。彼女の息子を20年かけて自分好みの男に調教してゆく。それが親友への復讐。

 

 

なかなか濃厚な話だった。

”背筋の凍るような心理戦を軸に、20年に渡る愛と憎を鮮烈に描”く本作。

 

仮面ライダーキバ』のように現代と過去がいったりきたりする映像手法。

その過去というのは登場人物の回想によるものだ。

同じ場面のシーンが何度か回想されるが、誰の視点なのかで少しずつ角度が変わってしまう。

現代の復讐劇を進行しつつ、ゆっくりと過去を融解してゆく。

 

 

 

それではネタバレ込みで感想を。

 

 

 

現代アレンジの源氏物語とでもいうのかな。(源氏物語ちゃんとは読んだことなくてすみません)

自分好みの大人に育てていく。

一度くらいは夢見たことがある(?)シチュエーション。

 

きっかけは親友の高岡早紀。彼女はお金持ちの子に生まれたが家庭環境は恵まれていなかった。

主人公の中山美穂は親に愛さえ、幸せな家族だった。親友の彼女は羨ましく思い、すべてがほしいと思った。

きれいなアクセサリや父からのおみやげの人形、父の気持ちと初恋の相手。

 

主人公は20年かけて親友の子を手懐けた。執念、それだけで生きてきた。

 

本当は彼の20歳の誕生日にたった一度だけ身体を許し、突き放すつもりだった。

そうすることで主人公から離れられない奴隷が完成するはずだった。

誤算は主人公さえも親友の子に惹かれてしまったということだ。

 

 

数十年越しの復讐。話の題材としては物珍しくはない。

この話の肝は、主人公も親友も常に互いのことを意識しながら生きてきた。

これも共依存関係というのだろうか。

高岡早紀の自由奔放の嫌な女がハマりすぎてて辛い。

 

そして竜星涼。やっぱ、髪が短いほうがカッコイイよね。

身体も引き締まっていて理想の20歳って感じ。

20歳らしく大人な側面もあるけどまだまだ子どもって役。

主人公、育成大成功じゃないですか。笑

 

結局、一番純粋に愛していたのは彼だけだったってオチも割りと好き。

 

 

あと、3話で竜星涼の大学の同級生役に天才物理学者犬飼貴丈くんが出てるのにびっくり

完全にノーマークだったし、セリフもちゃんとあった。

当時からあっちゃんだなぁって雰囲気出てたし、これは収穫だった。

 

 

 

夜長を楽しむドラマ。ぜひご覧あれ!!

 

 

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賢者の愛 (中公文庫)

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感想『スーパー戦隊最強バトル 3話』宇宙関係のヒーローの絡みいいよね。デカマスター・ボスがかっこいい

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ガイゾーグの正体が天晴だということがわかったところからの続き。

 

スティンガーの背後に忍び寄るデカレンジャーのボス

なるほど、キャスティングの理由はこれか。

確かに宇宙を守るをテーマにしているし、俳優よりも動かしやすいw

 

魔法陣によって外部との連絡が遮断されている裏取りをすすめる。

これにより巨大ロボ・メカの召喚封じられているとのこと。

番組終わってるからロボ戦ノルマはないってことだな 笑

外部との通信しないタイプのロボやメカは大丈夫ってことだよね。

そう思うとニンジャマンが負けてしまったのは非常に惜しい・・

 

魔法によって生み出された各種懐かしの雑魚兵が二人を襲ってくる。

もうこれだけ雑魚兵いたら、ジニス様あるいはその亜種的な何かもつくれるんじゃないの?魔法陣で錬成してラスボスにしちゃおうぜ。

・・・そんな映画もあったような気もする

 

そして格闘技チームVS怪力チームの準決勝

格闘技チーム、ゲキレンジャーいてもおかしくないと思うんだけど、チームには不在。

そもそもゲキレン組はエントリーしているのか・・?

対する怪力チームは今何かと大忙しのガオブラックとみんな大好きギンガブルー

 

オリキャスのリュウレンジャーがジェム獲得で決勝進出。というところで主催者によってBANされてしまう。

あぁ理不尽。運営には逆らえない運命か(逆らってない)

 

スティンガーがガイゾーグに襲われてる頃、ボスはボロボロのマーベラスを発見する。

この二人の面識も活かされた!逮捕までして知らないふりはできないよね。

元々ゴーカイ組はほぼ全レジェンドと面識あるようなものだし、こういうのは嬉しい。

そしてゴーカイジャーが番組終了後も着実にスーパー戦隊の人脈を積み上げている。

今回の大会でキョウリュウジャー(とルパンレンジャー)以外と知り合ってるのすごい。

もう、アカレンジャーとかの戦隊を繋げてまとめるポジションになりつつある

(海賊戦隊だけだと話はどんどんこじれていくけど)

 

 

そうこうしていると、準決勝でカグラとボスが対決するよう指名される。

トッキュウ5号の戦いの中でトッキュウジャーのOPが流れる。

この曲は明るさがいいよね。盛り上げってくる。

最強ガールとなったカグラは剣を使った必殺技で剣豪チームのボスを破る

 

そこにガイゾーグが乱入。大和とマーベラスが助太刀はいる。

ここでゴーカイジャーのOP!!!

ゴーカイチェンジでデンジパンチ&マジパンチにダイナマン、そして大和のジュウオウホエール

テンション上がりっぱなし!

「俺に合わせられるか?」「はい」マーベラスと大和の関係が先輩後輩ですごくいい。

マベちゃん、すっかり後輩をリードする先輩になっちゃって・・

 

ここで今回は終了。

 

 

次回のラストに向けて盛り上げる前段階って感じ。

話を進めなきゃいけないからキャラの掛け合いは少なく感じたかな。

でも、やるべき目標もはっきりしたし最終回も熱い戦いが待ってること間違いなし。

今回全く出番のなかった天晴も多分ルカといっしょに捕らえられてる・・はず。

 

ロボ戦はしないと思っているけど、やはり巨大敵はお決まりなのか。

等身大で挑んでたけど、ゴーカイガレオンも映ってはたしてどっちに転ぶか。

 

25分番組も4週もあれば劇場版クラスの話の広げ方ができると感心。

監督・脚本家による過去ヒーローの特性・性格を少しでも拾おうとする作り方には感謝。

ゴーカイのとき同様レジェンド回でOPが流れるような演出もあって本当に贅沢なスペシャル。

次回で最終回なのは寂しいけど、これくらいのクオリティのものをまた見せてほしいと今から思う。

現行戦隊との絡みがあったり、予算や枠、色々問題ありそうだけども。

あと、毎年やってたら陳腐化しそうだ笑

 

 

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感想『アリータ:バトル・エンジェル』娯楽映画として合格点。ジェームズ・キャメロン監督の安定感

アリータ バトル・エンジェル (竹書房文庫)

 

日本のSF漫画『銃夢』が原作の映画『アリータ:バトル・エンジェル

スクラップの山から発見された少女。彼女の正体は最新の戦闘兵器だった。

アリータと名付けられた彼女は巨大な陰謀に立ち向かっていく。

 

超訳するとこんな話。

原作漫画は読んだことがないけれども、世界観の大きさは漫画的でワクワクする設定。

古くに世界は2つに分けられ、上と下に分断した。あー、いいねぇこの反権力的な世界観。

 

漫画的なストーリーも上手く2時間映画にまとめられている。

途中で気づいたけど、世界が大きすぎた。続編がないと真の完結とは言えないぞ笑

続編の計画とか進んでるのかな・・・。興行収入次第かな?

 

 

 

とりあえずは以下、ネタバレとかも気にしない感想

 

 


『アリータ:バトル・エンジェル』 予告編2 (2018年)

 

 

こういうSFものは人物だけでなく、世界観の説明も最初にするから前半はやや退屈。

いわゆる「起承転結」の起の間は我慢我慢って感じ。

しかし、さすがに2時間じゃそこまで丁寧な説明もできず、雰囲気はつかめたけど細かい部分の設定は(つくりこんであるはずなんだけど)よくわからなかった。

謎スポーツ、あれどういうルールなんだろ。バスケットとアメフトを合わせた感じ?

世界が大きすぎて、尺が足りてなかったね。

 

 

街中が機械義肢の人で溢れている。鋼の錬金術師におけるオートメイルのようなものかと思ってたら、全身機械みたいな人も大勢いる。

心臓も安い・高いという概念で話しているから、あの世界は脳さえあればいくらでも機械化できそうだ。

正直、その辺りのメカニックデザインが僕は好みじゃなく、若干の気持ち悪さすら感じてしまった。機械に顔がくっついた・・と言うより取ってつけた感がすごく違和感。

好き嫌いはあると思うけど、世界観やクリーチャーデザインは『アクアマン』のが好みだったかなぁ。

 

 

全編を通じて、アリータの成長が素晴らしい。

見るものすべてが目新しい、無邪気なアリータ

親に反抗してやりたいことを主張するアリータ

愛し愛されることを知るアリータ

悲しみを知るアリータ

決意するアリータ

 

途中、ボディをチェンジするのはびっくりした。

作中でも言われてたけど、物理的に少女から女性になるんだね。

振り返ってみると、完全に少女が女性になっていく成長物語だったわ。

それに、戦うアリータはかっこよかった。

 

 

とはいえ、恋に落ちると盲目ってところまでくるとは思わなかった。

ヒューゴのために心臓を捧げようとするのはあまりにも短絡的じゃないでしょうか。

そんな貢ぎ系女子だったのか。。。まぁ、強い女性だって、愛されるとそれ以上に愛を返したくなるもんなのかもしれない

 

ヒューゴに裏家業があったのは想定してなかったけど、やっぱ悪いことしたキャラクターには報いがあるのかな。ラストの展開は少々荒っぽい感動シーンだったような気もする。

まぁでも、ヒューゴとの関係性構築はひじょ〜に丁寧だった。

”初めて”を教えてくれたり、ひとりだちの後押ししてくれたり、少しずつ心が近づいていく描写がよかった。

でも、身体が全部機械だと、もう少し踏み込んだ大人の関係になったらどうするんだろ。洋画って大体そういう描写があるものだと思っているけど、濃厚キスノルマだけだたな笑

 

 

 

起承転結の起が退屈なのは仕方ないんだけど、全編通してやや消化不足。

ストーリーが雑ってわけではないんだけど、ちょっと盛り上がりに欠けるかなぁ。

ちゃんと次の展開に向ける布石は打ってあるんだけどね。

バトルはおもしろいけど、上手く言葉に言い表せない、やっぱり感?

悪役の魅力かな。噛ませ役、中ボスってのが観てて分かるからかもしれない。

 

そして、上の世界に行かない。これはでかい。

尺的に「あ、無理だ」と思ったし、長編をどこで区切るかが難しいところ。

映画の『東京グール』なんかもどこで区切るかなー、やっぱここだよな、って感じで観てたし、漫画原作は難しい。続編がないと中途半端になっちゃうよね

 

 

とはいえ、娯楽映画としては合格点。期待しすぎないくらいで見るのが僕のオススメ?です

 

 

アリータ:バトル・エンジェル(オリジナル・サウンドトラック)

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感想『神様の言うとおり』福士蒼汰の七変化を楽しむ映画

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一時期流行ったデスゲーム系。

僕、内容知らなかったから昔は学園恋愛モノだと思い込んでた。

それっぽいじゃん。福士蒼汰主演『神様の言うとおり』

 

デスゲームって知ったのは公開がとっくに終わってから。

 

なんとなーく、映画見たいなぁって時に

とりあえず流し見するくらいがオススメ。

 

 

「退屈だ」そう思いながら過ごしてきた主人公の高畑。

しかし、そんな退屈は突然ぶち壊される。

いきなり始まる謎のゲーム。クリア条件を満たさない者が次々と死んでゆく。

理不尽なゲームを乗り越えた先にあるものは一体・・・。

 

それでは感想を!

 

 

「だるまさんがころんだ」や「缶蹴り」といった昔懐かしの遊びを強要される。

負けたら「死」

あとはひたすらゲームをしてゆく。

 

ゲームが目新しくもないしおもしろい訳でもない。

手に汗握るギリギリの戦いをするわけでもなく、熱い心理戦をするわけでもない。

まぁ、ほんの多少裏をかくような知能バトル?するけど読み合いはあまりない。

あまり失敗もせず、予定通り読み通りでことが進む。

 

つまり本当に淡々と話がすすむのがこの映画だ。

 

一応みんなパニックになって感情を揺さぶられる描写はあるんだけど、いまいちこっちの感情がついてこない。

理由としては映画冒頭からいきなりデスゲームからはいるってことと、

パニックになる人たちは大体、名前もなければ思い入れもない。

 

 あとはそうだな。続編ありきで映画を締めちゃったから、原作観てない人はよく分からないで終わる。

原作漫画よめば色々謎解きパートとかあるのだろうか。

 

しろくまに出てた高瀬翔子。安易ながらあのミスリードに引っかかっちゃった。

ミルクレープ好きはキャラづくりだと思ってたし、高畑は好きだったけど、手を離された瞬間から憎悪嫉妬で実は深層心理では「好きでない」が正解だと思ってました。

でもしろくまってかわいいよね。笑

 

 

よかったところ!

福士蒼汰ファンだったら多分楽しめる。

学ラン、ネズミコス、病院着?、私服、鎧

よくわからないけどお着替えさせて、色々な福士蒼汰を見ることができる!

行動力もあって、知性もあって、イケメン。神の子に選ばれる完璧超人として描かれてる。

本当はラストで闇落ちしてほしいくらい。そんな超人はもっと曇らせようぜ。

仮に続編があったら別の人を主人公に立てて、ゲームの対戦者として闇落ち福士蒼汰神木隆之介をライバルに据えたい

 

ダークサイドの神木くん、怖い・・笑

何考えてるかわからない、狂気。案外どこかで観たことのあるような演技だけど安定した不信感はさすが。煽る演技なんかマジでいらっとするよね。半笑いがうまい

そういや『フォルトゥナな瞳』で初めて恋愛映画の主演をやるらしい。

たしかに神木くんの恋愛映画ってなかったなーとハッとさせられた。

志田未来の結婚もそうだけど、子役から神木くんを知ってると、すっかり大人になってることに驚くよね。

ほぼ一緒に成長してきて、何だかんだどの時代も出続けたすごい俳優さん。

 この映画では20歳くらいかぁ。童顔だけどやっぱ大人だな笑

 

 

 仮面ライダースペクターの山本涼介は分かったけど、

キカイダー・ザミーゴ・仮面ライダーキカイの入江甚儀

New電王の桜田

ゴーオングリーンの碓井将大

 

は見つけられなかったなぁ。どこで出てたんだろ。

映画公開時はまだ仮面ライダーゴーストの放送前だから山本涼介が出てたのは偶然か縁か。ヒーロー出身者がこれだけいるんだから力を合わせれば謎の敵にも勝てるよね笑 

 

 あとは紘汰さんか壇漆斗さえいれば、まさに「神様の言うとおり」に正しく(?)導いてくれるね。

 

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感想『スーパー戦隊最強バトル 2話』戦隊に求められるリーダー像とは何なのか。大和走マーベラス、それぞれの信念

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ガイゾーグの乱入によって幕を閉じた先週の続きから。

 

スティンガーと天晴に加えてマーベラスが参戦するものの防戦一方。

さすが最強の敵を求めているだけある。

忍手裏剣やキューたまを使ってくれてちょっと嬉しいところ。

 

マーベラスをかばって天晴が怪我をしてしまう。

 

そして、このことが原因で「変わり者チーム」に亀裂が入る。

 

だが私は謝らないマーベラスとキレる大和

場を和ませようとおちゃらける天晴

困惑するカグラ

我関せずのスティンガー

 

にしても前回も思ったけどますます天晴の成長が見て取れる。

場を和ますためのギャグとかできるやつだったのか・・

みんなの前でボケてるときって素だと思ってたよ笑

 

あと、天晴はスタイルいいなぁ。くびれすごいしモデルっぽいなー。

とか思った。

 

 

一人で出ていっちゃうマーベラス

任せてくれと追いかける天晴

天晴を追いかけるカグラ

用事を思い出したと立ち去るスティンガー

 

あぁ大和先生の胃痛が・・・・

「変わり者だなぁ・・」と呆然と立ちすくしてしまう

 

 

 

 

スティンガーが宇宙大統領と連絡を取ろうとするも

結界でつながらない。

一瞬、すごいとこにコネクションあるなとか思ったけど、そういやツルギが大統領だったな。

 

 

一方大和は3VS3の対戦を指定されるが、スティンガーもマーベラスもいないことから一人で戦いに挑む。

(そのことに気づいたマーベラスが絆とかいってたのに勝手だって言うのは笑いどころ)

 

負けられない戦い、譲れない願い。気力だけで全力のフォームチェンジラッシュで応戦していく。

ここで『動物戦隊ジュウオウジャー』のOPが歌詞入で挿入される。

あぁ、勝ち確定ですわ。もう、懐かしさと興奮が相まって感情がついていかないw

イーグルは空中戦できるし、ゴリラはパワーやばいし、ホエールは美しいし。

ホエールの流れる水のような戦い方はすばらしいな。ウィザードのような洗練さがある。

というか大和先生、フォームによって戦い分けができるのは動物学者としての知識の賜物ですか?戦闘センスを持ち合わせてたのかな。笑

あと、ホエールの超出力バズーカはウィップみたいな制限した使い方もできるんだね。

 

控室室に戻った大和はマーベラスに「ごめんなさい」と謝罪の言葉をかける。

絆とか仲間といいつつ、マーベラスを信じれなかったことを侘びた。

大和先生、立派です。なんていうか人間出来すぎ。1:9で相手が悪かろうが、自分に1の非があればそれを認めて謝る精神。なかなかできることじゃない。

 

 

ガイゾーグが乱入した、ダイレンジャーカクレンジャーオーレンジャーが並び立ってる戦場、すごくいい笑

ニンジャホワイト鶴姫の「成敗」が聞けた。

 

そして、マーベラス再戦。

デカレッド&ハリケンレッドへゴーカイチェンジして戦う。

固有技、影の舞便利だよな。ゴーカイ本編でも多用されてたイメージ

 

ゴーカイレッドの技によってガイゾーグのメットが外れた

その正体は天晴・・・!?

 

そのころスティンガーはこの星のテクノロジーでない、なにか大きな秘密に迫っていた。

きっとスティンガーの背後に迫る黒い影が・・。

ここで今日は終了。

 

 

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マーベラスと話す天晴の

「忍びなれども忍ばない。リーダーなれどらしくない」

このセリフが今回の話のひとつのテーマなのかな。

 

リーダーというのはどういう存在なのか。

ファンの間では語られることの多いテーマであり、各作中では問題として挙げられることもあった。

その一方、「スーパー戦隊」のリーダーという枠組みでリーダー論について踏み込んだ話はかつて無かったと思う。

そもそも、作中でスーパー戦隊って枠組みになること自体がお祭り的なレアケースってのもあるけど。

 

「リーダーたるもの熱くないとチームを引っ張れないだろ。」

これがガオレンジャー、ガオレッド獅子走のリーダー論

「熱く見えないやつもいるけど」という言葉は「リーダーは熱い」ということを前提にしていることが伺える。

「レッドは楽。信じればいいだけだから」これも、レッドがリーダーであることを前提にしている。

タイムレンジャーでピンクのリーダーに会ってるんだけどなぁ笑

今回声の出演したニンジャホワイトもカクレンジャーのリーダーだったし。

 

 

パトレンの圭一郎は熱い気持ちをもちつつ冷静な判断力を持ち合わせていた。

ルパレンのカイリは熱いが飄々として自分でなにかと背負い込むタイプ。

キュウレンのラッキーは持ち前の明るさで引っ張っていく。

ジュウオウは冷静に周りを取りまとめリードしていく。

ニンニントッキュウキョウリュウは明るく方向性を定める

 

 

リーダーはレッドだと仮定する。

完全なおバカレッドは減ったとはいえ、ここのとこ前向きな、いわゆるイケイケドンドン系リーダーが多いかな。ノリと勢いで方向性を決めてくれる。

もう少し遡るとヒロムやマーベラス、殿にチーフと頼れるレッドがリーダー司令官を務めてるイメージ。このタイプは圧倒的なリーダーシップでグイグイとリードしてくれる。

 

頼れるリーダー像の時代の変化なのかもしれない。

少し前(2006〜2012)頃はクールに物事を冷静に判断した頼れる兄貴分としてのリーダーが求められてた。

最近(2013〜)はそういう、「上から指示」していくタイプよりも仲間内で「こうしようぜ」と方向性を決めていくのが流行りなのかも。

とはいえ、空気が読めないわけじゃないし、何も考えてないわけじゃない。

意外と芯をもって、問題解決の目処をもって行動していることが多い。

2005以前のリーダーは熱さはあるけど、勝手すぎて仲間と衝突することも多い。

その点、最近のリーダー達は仲間との衝突は少ない。

「何か考えがあって動いている」という信頼が仲間との間にある。

 

リーダーシップを発揮して引っ張るわけでなく、あくまでフラットな関係のうえで明確な対立を避けつつ方向性を決めていく。

周りも性格を理解しつつ、やれやれ、とフォローする。

そういうリーダーが最近の流行りなの・・かな?笑

もう少しちゃんと考える必要がありそうだ。

 

あ、僕は殿とかチーフが大好きです笑

 

 

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感想『世界から猫が消えたなら』人の記憶こそが時間。佐藤健主演、実質の電王だった

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映画『世界から猫が消えたなら』(2016)を観てみた。

概要はこうだ。

余命宣告をされた僕の目の前に悪魔が現れる。悪魔は僕に告げる。

「君は明日死ぬ。君の死を1日延ばす代わりに世界からひとつ消滅させる。」

悪魔によって1日1日生き延びながら大切なものの存在が消えてゆく。

 

丁寧なつくり・構成に佐藤健の演技が加わった力作。

しっとりとゆるやかな話の流れで、綿で首を絞められているかのようにジワジワと追い込んでくる。

さらっと観るつもりだったのに、思わず見入ってしまった。

 

 

 

悪魔の提案で次々と世界から何かが消え去っていく。「電話」「映画」「時計」。。

「そんなもの無くなっても困らない」「生き延びることが大事」

迷いながらも自分の命の代償として大切なものを差し出す。

 

 

世界から電話がなくなった。

 

間違い電話をきっかけに仲良くなった彼女。電話のない世界では二人が出会うことがない。

次の瞬間、彼女は僕の存在を知らなかった。

 

 

 

 

世界から映画がなくなった。

 

映画を通じて仲良くなった親友。世界から映画が消えたとき、親友との関係はなかったこととなった。

 

 

 

 

大事なものを差し出して生きながらえた。

消しているのは実は電話でも映画でもなく、「記憶」あるいは「思い出」なんだ。

 

同じく佐藤健が主演で『仮面ライダー電王』がある。

電王では「人の記憶こそが時間」という。過去で歴史が改変されても現代まで覚えててくれる人がいれば歴史は適切に修復される。

さらに「覚えている人がいれば修復される」ことの裏返しとして

「誰も覚えている人がいなければ世界から消滅したままになる」という。

 

「世界から猫〜」では現代で存在が消滅してしまうわけだ。現代にその存在を覚えている人がいない。すると、現代に至るまでの道筋もすべてなかったことになった。結果としてみんなとの記憶・思い出が消えてしまう。

まさにこれも「記憶」の積み重ねが時間となっているという解釈と合致する。

 

ちなみに電王では歴史改変の影響を受けない「特異点」という設定がある。特異点の人間が記憶を維持していても時間は修復されない。そういう意味では「世界から猫〜」で存在を消したという事実を覚えている佐藤健特異点ともいえそうだ。

 

 

大事な人に忘れられる。その辛さは仮面ライダーゼロノスに通じるものがある。

彼は変身するたびに世界から忘れられていく孤独のヒーローである。

「世界から猫〜」も自分の存在を維持するために大事な人から忘れられていく描写を丁寧に描いていた。関係性の深さや消滅するモノがいかに大事だったのか、思い出を回想し現代で話をし、奪い消滅させる。なかなかやり口がエグい。

でも、今の自分を形成してきたのは紛れもなく過去だ。その過去を奪われてまで生きていく自分は一体何なんだろう。主人公も結局、そこに行き着く。

だから最後に消滅させるモノだけは自分の意思で選び取った。

 

 

悪い登場人物は出てこない。穏やかな日常。過去も今も。そしてこれからもこんな穏やかさが続くものだと思っていた。

死を目の前にして何気ない日常が切なくなる。生きるってどういうことなのか。

考えることができる。まさにそんな映画だった。

 

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