記事あげるの随分ずれ込んじゃったなぁ…。まぁ仕方ない。笑
と、いうわけでついにやってきました。
ゼンカイジャーとキラメイジャーが対峙する瞬間が・・・!
キラメイジャーの最終回から1年半。FLTから約1年。時雨の『スーパーヒーロー戦記』から約9ヶ月で、宝路の『テン・ゴーカイジャー』から約7ヶ月。この瞬間を指折り数えてきた。すっかりゼンカイ脳に汚染されてしまいながらも、ドンモモに圧倒されながらも、心の支えはキラメンタルだった。幸い、充瑠役の小宮璃央くんがドラマにバラエティにYoutubeでの露出が多くてなんとか精神をつなぎとめることができた。為朝とYou Tubeで音楽番組やってたし。
(そういや璃央くんとドラマで共演していたリュウソウブルーの綱くんが最近活躍してるなぁ。すっかり売れっ子となった或人社長と今度ドラマでアイドルユニットを組むとか。)
ゼンカイの最終回で告知あるかな〜と期待していたら、予想通りGW公開でのVSシリーズの発表。しかし、タイトルにある不穏「センパイジャー」ってなによ?肉ってなんだ???すっかりゼンカイ基準でのVSシリーズに仕上がってますね。キラメンタル足りなくなりそう…
と、いうわけでよこ〜くよこく
キラメイジャーVSゴーカイレッド・ゼンカイジャーVSルパンレッド
さて、今回のお話はゼンカイジャーもキラメイジャーも本編終了後の時系列である。
キラメイジャーの信号機・ランド組は散らばったカナエマストーンを海賊ヒーローが持っているという噂を聞きつけ、ゴーカイレッドに接触する。
ゼンカイジャー御一行はクリスタリアへ訪れ宝路と記念撮影してたり楽しそうだ。
カラフルに戻ったところでステイシーとマブシーナにカナエマストーン捜索を頼まれる。そこに快盗が現れて…。
導入が最高すぎる。やりたいことやったもん勝ちってくらいにいい感じで戦隊が混じり合っていく。
キラメイジャーの信号機組が恐竜やでカレーを食べてるマーベラスに接触。信号機組の会話の掛け合いが懐かしくて涙が出る。威圧感にビビリまくりなのがかわいい。キラメイジャーはやさぐれ系のメンバーがいない平和編成だった上に今風の常識人集団だからマベちゃんみたいな人に声をかけるのは勇気が要るんだろうw
為朝に頼りきりの充瑠がかわいいし、言葉足らずツンデレマベちゃんに圧倒されてしまう信号機たち。マーベラスは煽るような言い方するからだいたいトラブルに巻き込まれる。強いからそれでもなんとかなってるけど大体マーベラスが事態をややこしくしてる。
さすがにゴーカイチェンジまではしなかったけれども、ベテラン戦士の貫禄がすごい。
そして海賊ヒーロー違いというネタでキラメイ&ゴーカイは幕を閉じる。間違ったら全力で謝る信号機たち、素直でいい子だ。
ゼンカイジャー達はカナエマストーンをめぐり快盗に遭遇する。
ルパンレンジャーは劇中曲がよすぎる。快盗のテーマ(?)がかかった瞬間に脳汁ドバドバだった。「あぁ、俺はいま香村先生のルパンレッドを見ているんだ」と実感する。
ドタバタ逃走劇しながらぶっとび介人に対して「そういうの慣れてんの」ってつぶやく魁利。最高かよ。しかしこの快盗、宝路がぶっとんでくるのはダメだった。キラメイ組の顔も知らないままお宝そのものの情報だけは正確に入手する快盗。いや、キラメイ組はほぼ一般人だけど、そこまで正体を隠しきれる生活してないと思うんだけどなぁ。
個人的に宝路が魁利の肩を抱くシーンがツボった。そういう慣れなれしさ、魁利くん絶対苦手なやつじゃん。でも嫌いじゃない、とか感じてそう笑
キラメイ組背が高いから自然だったけど、肩を抱いたときの身長差がすごかった。やっぱり宝路はそうとうデカイな。。。
そう、導入はよい。単純にワクワクする。
そして問題はここからだ。カナエマストーンの在り処の情報からゼンカイジャーとキラメイジャーが合流して、カルビワルドによって焼肉屋空間に転送される(?)
トジテンドのパクリ技術でワルドを復活させたってことで、世界改変能力が限定的になったのだろうか。脱出条件のある異世界転送型はいままでいなかったよね。肉が蘇りさえしなければスペック的には最弱。しかし無限焼き肉で二組のヒーローを追い詰めた怪人は初じゃないか?
ここからキラメイジャーとゼンカイジャーはひたすら焼肉屋空間でワイワイすることとなる。もはやピンチ装った焼肉屋忘年会でしょこれ。「饅頭怖い」の系譜だよ。
ひとり1品無料注文可で、万力からサウナスーツに医療品まで提供できるカルビワルドの商品ラインナップの充実っぷり。これはカナエマストーンでもカルビワルドの能力でもないと思うんだよなぁ・・。
駒木根くんと小宮くんによる裏話トークで「キラメイはコロナ初期の影響もあって食事もできなかった、焼肉屋はそのあたりの配慮なのかな」と好意的に捉えてた。映画パンフレットの香村先生のインタビューで「いつものVSですすめるつもりだったところ」「たまには戦隊がワイワイしてるのが見たい」ということで「キラメイは食事ができなかったし、焼き肉とかそういうのもいいんじゃないか、という話になった」
マジかよ。そんなこと…。なんでもありで型破りなゼンカイジャーが奇跡を生んだ。
よかったね、、、ほんとに。
追加・先輩戦士の活躍
10人がひたすらに焼き肉を食べている間
・ゾックスとマーベラスの対面。界賊と海賊の一騎打ち。
・新トジテンドへ潜入。囚われのマブシーナ&ステイシーのWヒロイン救出劇
・介人と快盗
センパイジャーふたりと追加戦士組が物語を引っ張ってくれました。
ゴーカイレッドとルパンレッドって振る舞いが美しくて味方にいるときの安心感半端ない。先輩風吹かせて後輩フォローするルパンレッド、、、いいよね。マベちゃんは客演多いからなんだかんだで後輩の面倒を見る印象あるけど、あの魁利が…。胸熱だ。
あさひくんも若くしてレッドしてるから全然印象変わらなくて素晴らしいね。ここのところ、我が魔王といっしょにヒロイン取り合ってBLしたり、絶対BLになる世界に屈して天才物理学者を引きずりこもうとしているイメージだ。まぁ顔がきれいだから仕方ない(?)
焼肉屋空間から脱出するために博多南さんと柿原さんを召喚しようとする充瑠。助っ人はNGと断られる充瑠。かわいいかよ。それにその二人を召喚してもすぐ満腹になってそう。(でも一瞬焼肉屋デートかと思って期待した柿原さんも見たいし、悪態つく柿原さんもみたかった)
助っ人NGだけど、全力全開キャノンで先輩たちをガンガン召喚する介人は規格外すぎる。ヒラメキングがチートでも召喚しちゃえば可能になる意味でもゼンカイジャーの戦力はやべぇよ
脱出・最終決戦
それぞれの登場シーンがかっこいいし、クールに話をしながらキラメイ側からゼンカイ横へテクテク歩いていくステイシーがちょっと愛おしい。
キラメイジャーとか追加戦士はレッドの隣に配置することでバランスを取ることが多い中で、ゼンカイジャーはツーカイザーもステイシーも別組織であることを強調した結果、キラメイ+(ステイシー+ゼンカイ+ツーカイ)という配置での一斉変身。ステイシーがど真ん中の主役みたいな並びなのおもしろい。
そしてここで悲報
【キラメイジャー・ゼンカイ脳に汚染される】
ゼンカイ脳の一例には変則名乗りがある。○○のパワーの部分を自由に好きなワードを入れて楽しんでね!っていうアレだ。
長時間ゼンカイ組と密室で密集して密着して飲食した結果、優等生のキラメイジャーたちがゼンカイ脳になってしまった。まぁ1年間本当に気にしてたからね…ハメ外したくもなるよね。
というわけで、せっかくのVSシリーズなのに…。一同が並びたっての一斉変身したところなのに…。みんなで焼肉屋にちなんだ名乗りをしている・・・・。マジかぁ・・・・・。
これ、もしかして「ゼンカイ脳が形成されるまで」とかいう人体実験のドキュメンタリー映画なんじゃないか。。。キラメイ組のノリが中盤からあきらかにやばかったし。(もともとやばい素質があるから違和感なかったとは言えない)
ゴーカイレッドとルパンレッドがやりそうもない、「仲間を連れてきた」という熱い展開でゴーカイ以降のレッドが揃い踏みで順番に名乗りをしてくれる。パトレン1号いるけど、平和のために今だけルパンに目をつむってくれてるんだろうな。レッドバスターがツンケンしてなく妙にフランクな気がしたけど…気のせいだろう。10年分のレッド集めるとやっぱり大和先生が苦労しそうだなと改めて思った。それだけ希少な立ち位置のレッドなんだよね。
ところで「雑魚は任せろ」って少年漫画的には違和感ないけど、よく考えるとそんなかっこいいセリフじゃない気がする。あれか、先輩が後輩に華をもたせる的な演出だからいいのか。
なんやかんやで敵を撃破してハッピーエンド。ステイシーも最後に見せ場があって、最終回後という時系列を感じられてとてもよかった。1年間苦しんでたあの表情を思うと親心にホッとする。ね、君もそう思うでしょ、魁利くん?笑
しかしだな。EDダンスはもう少しなんとかしてほしかった。
わざとだと思うけど、それぞれの曲をぶつ切りでつなげて突然ダンスが切り替わる。それだけなら救いがあるんだけども、こういうEDって場所とメンバーを変えて撮ったダンスを編集でつなげるからぶつ切りにぶつ切りが組み合わさっちゃって、不協和音みたいな違和感がすごかった。毎年思うけどノーカット版とかないのかな。円盤チェックしてないけどもしかしてそっちには毎年収録してあるのかね。
EDダンスがないゴーカイ&ルパンのふたりも苦戦してたというダンスもあんまり見れなかったなぁ。
キラメイジャーもこれで本当におしまいか。
お疲れさまでした。ルパンレッドのようにまたいつか客演をお願いします。