『魔進戦隊キラメイジャー』画伯な時雨は笑顔で論外。文化系の体力のなさ甘く見ないでほしいってのに共感
特訓回後編もとい新メカお披露目回
ロボ戦の最中に意識をとばして倒れてしまった充瑠。
なんとかガルザ達から逃げ出すことができたが、疲労から泥のように眠ってしまう。
疲労で倒れてしまった充瑠に「肝心なとこで」「ちゃんと鍛えなきゃ」と心無い言葉を口にする仲間たち。
彼らは素で本気で自分たちの特訓に問題があったとは思っていない。
マブシーナらが「嫌だと言えなかったのでしょう」とフォローをすることでようやく気づいた。
「誰だって自分の時間が必要」「ガス欠をおこした」という解説は実にわかりやすい。
瀬奈や時雨、小夜の大切にしたい部分を守ってきた充瑠の思いを仲間にわかってもらえるいいきっかけだったと思う。
充瑠にみんなが口々に特訓のことを謝るシーン
それに対する答えが「そうだよ!最悪」(ここは気にしないじゃ・・)「いや、気にしてくれきゃ。文化系の体力のなさ甘く見ないで欲しい」
この流れがすごくいい。学校でありがちな「謝ったんだから許して仲直りしましょう」的な展開でなく、自分は傷ついたんだ、苦しかったんだ、という思いをきちんとハッキリ表明する展開は見ていてスカッとする。表情や仕草できちんと自分の怒りを表現するってのは大切なことだ。
個人的に自分も運動系じゃないので「文化系の体力のなさを考慮すべきだ」という返しもとても好き。
キラキラしている人ってのは自分の好きなことを一生懸命・誠心誠意を込めて誇りを持って取り組んでいる。
その裏を返せば苦手分野や好きじゃないものはやらずに、その分好きなことに時間を充てて成果を出してきたとも言える。
自分は「好きなこと」をやっているからそれ自体はストレスになっておらず、純粋に成果のみを追い求める心の余裕がある。
でも充瑠のように好きなことをする時間を削られた上で「好きでないもの」を強制されてさらに成果を求められると、そりゃ参っちゃうよね。。
これは偏見なんだけど、キラキラしている人は自分がやってきたことを他の人ができないと「努力が足りない」と感じやすいんじゃないかなぁ。好きでないことをしているストレスを想像できないというか。
為朝たちも本当に悪意はない。でもちょっとだけ想像力が欠けているなぁと感じた。
充瑠に対して「あいつが一番厳しい」というのも自分が「好きでないもの」を強制されている苦しみを想像できていないような印象を受けた。
違うことをやっているので全く同列に語ることができないんだけれども、自分がやらされているときだけ「これはやりすぎ」と思うところがまだまだなのかなぁ、と。
とはいえ、このオチの付け方は好き。
似た演出の仕方としては例えば最後に謝るシーンを入れて、「もう気にしてないよ!でもみんなにも僕の特訓受けてもらうよ」「えー」みたいなオチになるよりよっぽど具体的でよかった。
このオチ好き。かなり好み#キラメイジャー
— ゆうがた (@ugata514) 2020年4月26日
ただ、充瑠。君の絵も大概なときがあるぞw
イマジネーションを働かせて自由に書かせないと美術嫌いが増えるよ笑
笑顔で論外!とか言ってちゃ君もさっきの4人と同じだよ(仕返しでわざとやってる説ある)
ところでカラットの中でキラメイジャーの存在自体は公の組織ってことでいいんだよね。
身分証明書なんかはないから、キラメイチェンジャーを見せればいいのかな。制服に名前が書いてあるとは思えないしw
パジャマで手ぶらの高校生がフラッと現れたら止めにかかる警備員は正しい判断だった笑
充瑠って素直でいい子なんだけど、どこかヌケてて危うさがある気がするんだよなぁ。。