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感想『機界戦隊ゼンカイジャー』悪の組織の掃除係がゼンカイジャーに合流。掃除人ブルー放浪記

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ブルーン放浪記

機界戦隊ゼンカイジャー。ついに5人のメンバーが揃うこととなる。

好奇心旺盛なブルーンはキカイトピア世界について知りたくて、多くの情報が集約されているトジテンドに自ら飛び込んでいった。

しかし、期待とは裏腹に上司イジルデは何も新しい情報を与えてくれなかった。

「上司の命に従っていればいい」「下っ端は余計な情報を知らなくてもいい」多くの会社員は一度は聞いたことがあるであろうこの言葉は不信感しか与えない。

 

ついにブルーンはトジルギアで閉じ込めた世界が開放されていることに気づく。

それだけならまだしも、イジルデに問いかけてしまったことでトジテンドを追われる身になった。いわゆる「勘のいいガキは嫌いだよ」状態だ。

情報という財産を独占することで地位を優位にするタイプの組織。こういった組織は不都合な情報は隠蔽し情報源を排除することが正解とされる。イジルデはトジルギアの秘密を独占するために手を打ったのだ。

こうして好奇心旺盛な代わりにちょっと空気の読めないブルーンはゼンカイジャーと出会う。

 

ゼンカイジャーの面々、特にカイトは優しかった。子供のように「あれは何?」「これは?」という質問に対しても邪険に扱わずに丁寧に答えてくれる。そしてあらゆる情報を仕入れることができる図書館の存在を知る。ブルーンがこの世界を気に入るのは必然だ。たぶん、インターネットなんか知ってしまったら気持ちが高まりすぎて熱暴走・オーバーヒートするんじゃないか?笑

でも、好奇心で自ら新しいメカや武器をつくったり、自分を改造するようなこともやりそう。インターネットに接続して最適な情報を探せるようになるインテリジェンスパワーアップしたらおもしろそうだな。有機生物の恐竜・ライオンと特殊能力の魔法・メカそれぞれ違った方向性でパワーアップイベントなんかあってもいいかもしれない。

 

かくしてブルーンはイジルデの部下を辞め、戦う選択をする。

ゼンカイジャーに「悪の組織を追われた掃除係が仲間になった」初戦闘で「掃除は得意」と叫んだ。

部分的に切り取るとめちゃくちゃ有能で強そうな味方が増えたように聞こえる笑

実質の追加戦士枠だよ、この設定。さすが設定もりもりのゼンカイジャーだ。

 

このままイジルデとの因縁を引っ張って言ってほしい。最後にはブルーンの好奇心・探究心が勝利の鍵となってくれると最高だ。

 

スーパー戦隊とカラーリング

キラメイジャーでも書いたけど、戦隊における青の役割って本当に変わったな。リュウジとかノッさん、トカッチのイメージとダブる。メガネキャラブルーは絶対トカッチから輸入してると思うんだけどな〜。にしても純粋シンプルなクール系ブルーはまたしばらく現れないのかね。為朝が黄色かったのが悔やまれるけど、黄色の地位向上にこの上ない成果をあげてくれたから許そう。

色によるイメージの脱却。これを女性レッドやうざキャラブルーを配置したシンケンジャーからの東映の計画だとしたら10年以上かけて確実に成果を出しているものと思う。

キュウレンジャーで初めて女性グリーンを採用したり、トッキュウジャーで色を乗り換えたり、ゴーカイジャーで全員同じカラーリングになってみたり。少しずつではあるけれども新しい試みをしていることは確かだ。

固定概念にとらわれずにチャレンジしていく。ゼンカイジャーの主役が白なのもその挑戦のひとつだ。追加戦士は女性であると信じているが、その場合のカラーリングも楽しみである。

 

 

メンバーが揃ったところで物語が動き出すかと思ったけど、次回予告見たらそんなことはなかったぜ。

次回は寿司回!寿司回…??考えるな。感じろ。

 

 

 ↓戦隊ブルー考察記事

ugatak514.hateblo.jp