ゆうがたヒーロー

日曜の朝でなくても誰だってヒーローに憧れてる

機界戦隊ゼンカイジャーを見て過去を懐かしむ。だが、タイムレンジャーに時間操作能力はない!

機界戦隊ゼンカイジャー ミニアルバム1

 

我々は何を見せられているのだろうか。昭和レトロ回。

しかしいまは過去=昭和くらいの認識で番組構成されることがおおい(昭和生まれをメインターゲットとしている)が、やがて90年代の平成初期や00年代の平成中期を懐かしさの象徴とする時代が訪れるだろう。この年代生まれの人が「うわ、懐かしい〜」とノスタルジーを感じるものってなんだろうね。

 

でも少なくとも消費してきたコンテンツは僕らをターゲットにすでにリバイバルは始まっている。ポケモン登場の絶頂期、人気ゲームだった「ポケモンスナップ」がスイッチ新作で蘇っている。デジモンアドベンチャーシリーズもTriを経てラストエボリューションで僕らのハートをガッチリ掴んでいる。(今のデジモンは現代の子どもたちをターゲットにしたいハズなんだけど、どうも中途半端な印象が拭えない)おジャ魔女も「魔女見習いをさがして」という形で復活した。

 

30年前の時点で「番組終了10周年アニバーサリー記念復活」(現代でいう40周年)なんてものはなかったと思う。あの頃はコンテンツを無限に作っていけるという自信があっただろうし、どんどん新しいものを作っては消費していく時代だった。コンテンツをつくる人も予算もアイディアも先細りしていく中で、昔の作品に再登板してもらう必要が出てきたのは実は由々しき状況だと思う。

バブル崩壊後も世界は進歩し続けて我々の生活は格段に進化を遂げた。その進化の過程にアマゾンの台頭やネット環境の整備が行われた。たまには「昔はよかった」と懐かしがりたい。過去に浸ることは気持ちがいい。だからといって過去に戻ろう、醜い平成をやり直そう、と言われたら僕は首を横に降るだろう。

過去に浸ることは悪いことではないけれども、過去に戻ることは僕としては「ない」かなぁ。

 

 

ゼンカイジャー自体が過去のヒーローを再登板させる節があるから、なんとも言い難いんだけれども、あくまでも主役は現代のゼンカイジャーだ。ゴーカイジャーでもジオウでも、主役を食わないような絶妙な配慮はさすがだなぁと毎度感心する。

ただ、タイムレンジャーは時間操作できないぞ?時間保護法とかいう結構ガチガチに厳しい規定があるよ?時間操作はダイレンジャーだっけ。ゴーカイでみたな。

最近は過去の技・武器を使う路線をやめて、すっかりとゼンカイジャーなりの拡大解釈路線で効果が発揮されるようになったな。まぁそっちのほうがゼンカイジャーの世界観との相性がいいのも事実だ。そういう再解釈の方針はジオウと似ている気もする。さすがさすが白倉氏。

 

来週は磁石回。それ自体はよくあるテーマであるけれども、これまた不思議展開になるんだろうな。ゼンカイジャーだし。。。。

 

ugatak514.hateblo.jp

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