ゆうがたヒーロー

日曜の朝でなくても誰だってヒーローに憧れてる

『機界戦隊ゼンカイジャー』14話 不憫なステイシーくんとピザすき焼きを囲う日は訪れるのか

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ステイシー君の取引って「ゼンカイジャーを倒せ」「ゼンカイザーを倒せ」のどっちだっけ?

対峙したのは介人だけだからゼンカイザーだったのかな。

 

仲間外れステイシーくん。泣いてもいいよ

前回、まるで正義の追加ヒーローのように、ゼンカイジャーのピンチにさっそうと現れかっこよくワルドを薙ぎ払ったステイシー君。秘密裏にゾックスに取引をもちかける。

 

ステイシー「ゼンカイザーじゃなくて僕と仲良くしてよ!」

ステイシー「ほら!君が欲しがってたおもちゃあげるからさ!」

ゾックス「だったらお前の家連れてってよ。」

ステイシー「わかった!約束だからね!」

 

あぁ、健気だ。実に健気だ。

せっかく約束したのに「介人のほうがおもしろい」という理由で裏切られてしまうステイシーくん。

せっかくいうことを聞く人形兵の「ジャッカー電撃隊」を召喚するもビッグワンの能力で裏切られてしまうステイシーくん。

せっかく前回大活躍したバトルシーザーロボで反撃するも呆気なく撃沈されてしまうステイシーくん。

 

せっかくモノでお友達増やそうとしたのに暗に「お前じゃつまらない」と言われちゃう。完全に仲間外れじゃん。活躍した自慢のおもちゃも壊れちゃう。泣いていいんだよステイシー。世界がどんなに辛くあたってきても、テレビの前の視聴者だけは君のことが大好きだから!むしろ思う存分、ワンワンと泣きじゃくってくれ(鬼畜の所業)

 

いや割とまじでひとりだけ世界線間違えてるんだよね。様々な並行世界を認める世界観で、いろいろな世界にいけるトジテンドにいるんだから、自分らしく居られる世界を探してもいいんじゃないかな。叔父上やヨドンナとも君ならうまくやれるよ、ナチュラルに下に扱われちゃいそうだけど今の世界観よりは居心地よく悪役できるよ。

リュウソウ世界は・・・ワイズルー様に呆れてクレオンにいびられそうだ。ルパパト世界でギャングラーの仲間入りすれば自由に悪役ができそうだけども、相談相手が居なくてひとりで抱えて病んじゃいそう。あの組織はギャングだし楽しく悪役できないと居づらそう。やっぱりステイシーくんにはイジルデみたいな話し相手大事。

 

光堕ちしてみんなでピザすき焼きを囲める日は来るのか。それとも不憫な悪役を全うできるか。ゼンカイジャーファン一番の注目は君だ。

 

 

イジルデとバラシタラ

機械メーカーの技術部長と営業部長みたいな感じになってきた。

先週のリサイクル回なんて技術部が開発途中で手放した製品を営業部で勝手に再利用、苦言を呈する、と解釈してしまった。

今週は営業部に好き勝手させないぞ、と技術部主導でのゼンカイツーカイ仲違い大作戦。技術部の若手のエース・ステイシーくんはまだまだ成長途上だけども。

営業部隊は戦力の多さが武器となる。毎週ワルドを派遣してローラー作戦で市場制圧に取り組む。

 

悪の組織はどんなに有利な状況になっても最終的に敗北することは既定路線だ。

技術部がどんなメカを開発しようが、戦隊側がすぐにそれを上回る技術をぶつけてきて、「んなもん市場じゃ役にたたねぇんだよ」と一蹴されてしまう悲しき運命。

だから大体の悪の組織は、研究者や開発者よりも単細胞武人型幹部が幅を利かせがち。

 

今年は先に悪の華を咲かせて散るのはどちらの部門だろうか。

 

 

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感想『魔進戦隊キラメイジャー』ファイナライブツアー。コロナ禍での1年間キラメキをありがとう。

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今日は1日キラメイジャーDay

なんと、ファイナライブツアー生配信3本立てすべてのチケットを買わせていただきました。

特撮ファンでありながら実は初めてのファイナルライブツアーがこの魔進戦隊キラメイジャーでした。今までもルパパトやジオウ等、ファイナルをみたいなーと思うことは何度かあった。けれども、毎度見送ってしまっていた。でもキラメイジャーはこんなに「みたい」「応援したい」と思わせてもらえた。

 

もう、うまく言葉にできる自信がない。

だけども今の僕にはこの気持ちを昇華させる方法はここのブログしかない。拙い感想ではあるけれども、どこかの誰かと共感できたら幸いです。

 

大千秋楽でのエピソード。

ゲストなしの6人でのキラトーク。僕らの感想をまとめた冊子を読み上げて、エピソードについて語ってくれる。観客や声援という形で応援することのできないこのご時世、僕らの応援の声をひとつひとつを直接届けてくれる企画は本当にありがたい。

僕は「相棒」回が好きなのでたぶん多くの感想があったんだと思っている。第1回声優陣を交えたキラトークでの話題になっていたので、大千秋楽では取り上げられなかった。だけども冊子で直接キャスト陣の目に触れたかと思うと、それだけで嬉しい。

 

1年を振り返ると、やはり中盤以降の脚本スタッフキャスト陣の脂の乗ったエピソードが印象に残りやすい。

いや、たしかにコロナ休止前の万力邪面回や昭和特訓回みたいな印象的・象徴的なエピソードもある。だけども、コロナ以後のエピソードはより一層かがやいて見える話が多かった。

2020年4月期の緊急事態宣言下、特撮・朝ドラ・大河は長編シリーズだけあって、ストックもあり、放送がすぐに止まることはなかった。

個人的にはコレが結構大きくて、最も世界が混沌としていた時期、つまりニュース以外のあらゆる番組が再放送になっていた時期に、最新エピソードが供給されることがどれだけ心強かったことだろうか。加えて、キラメイジャーは「キラキラと輝く」をテーマにしている。そんな時期になんて明るく希望があるテーマだろう。さらにまだ日本での感染者数もそれほど多くないタイミングでの、充瑠役の小宮くんが新型コロナ感染のニュースもあった。だけども無事に現場復帰をして最終回まで完走し、最後だけ無観客にはなったものの7都市でのファイナルライブツアーをこなし、見事に地球を守るために走りきった。

数々の困難を乗り越えてきたキラメイジャーは、世間に先立って新型コロナウイスに打ち勝ったヒーローであることに異論はないだろう。

 

 

大千秋楽では時間なので次の企画(キラメイ音楽祭)に移ろうとする場面で、充瑠が「ちょっと待った」をかけた。そして素面での新体操名乗りをしてくれた。「やろうよ」という軽いノリでできる名乗りではない。事故怪我のないように指導もしてもらっただろうし、練習をしただろう。この名乗りをしてからのシームレスでの音楽祭でのキャラソンメドレー。からのまさかの新曲発表と「勇気を奏でて」6人ver。

音楽祭を終え、進行を忘れた充瑠はひとりだけ棒立ちで立ちすくむ。つっこまれて「感傷に浸ってた」というのも納得できる。そんなちょっとほっこりする天然充瑠を支える為朝と宝路のチームワークの良い進行。ここまでの流れが怒涛だった。

 

終始楽しく視聴していた僕自身がぶわっとしてしまったのはこのあとだ。大西さんのオープニングを聴いていたら、涙が止まらなくなってしまった。ほんとにふと去年の4月を思い出し、キラメイジャーに支えられたことが走馬灯のように蘇ってきた。この明るくて前向きでキラメイている曲でどれだけ救われていたんだろうか。OPED曲で涙し、キャストへの花束贈呈で涙し、全国のキラメイファンの写真集で涙し、終始涙が止まらなかった。自分がこんなにもひと作品に入れ込んでいたとは思いもしなかった。

 

出口さんの挨拶の「よく頑張ったね」コレに尽きる。そして付け加えるのならば「ありがとう」である。本当にスタッフキャスト陣を労いたいし、感謝の気持ちを伝えていきたい。本当にありがとうございました。

キャストそれぞれに感想とお礼を書きたいくらいだけども、全く文章がまとまらない・・・。これ以上言葉にならない。全然書ききれない感謝、制作・キャスト陣に伝わればいいな。

 

あぁ、これを書きながら流している千秋楽キラトークアーカイブでの2周目も終わりそうだ。本当に楽しかった。ありがとうございました。

 

 

好きなことを信じるチカラ

キラキラ輝くために

僕らはめぐり逢ったと思うから

傷つき 磨き上げ

魔進戦隊キラメイジャー

 

本当にいい歌詞だ。大好きなんだよね、この前向きで明るい音楽。

魔進戦隊キラメイジャー、長い間僕らに煌めきをありがとう。

 

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感想『機界戦隊ゼンカイジャー』第12話 バトルシーザーロボ初登場もステイシー君涙の敗走

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12話。1クール作品だとまさに最終回で、それ以上でも一旦区切りをつけることが多い印象。ゼンカイジャーはそんなことお構いなく全速全力で駆け抜けている。

ツッコミどころしかない展開の連続で完全に何かがマヒしてしまっているような気もする。いや、今までもツッコミながら楽しく見ていたんだけれどもなんだろう、何がマヒしているんだ???

 

 

タツムリにも強いツーカイザー

タツムリワルドって要はカタツムリの世界だよね?今までのワルドの中で一番世界観がイメージしやすいんじゃない?今年は例年より早く梅雨入りしたからなんともタイミングがいい。

タツムリワルドによって、特定範囲内をノロノロにされてしまう。このノロノロ範囲ではボールも弾丸もすべての動きがどんよりとノロマになる。

攻撃判定も時間差になることを利用したツーカイザーの「仕込み」は流石である。やはり海賊は頭がキレて臨機応変に対応できないと生き残っていけないのかもしれない。フォームチェンジやロボお披露目などなど見せ場が盛りだくさんのうちには追加戦士補正は有効だ。一緒に変身するが「名乗り」はしない、絶妙な距離感の頼れる戦士。6人揃ってゼンカイジャーと名乗る日はいつになることやら。

今回、これまで積み上げてきたカイトと兄妹の交流から一歩幅を広げ、ベタベタとならないくらいに自然にジュラン&マジーヌとゾックスを交流させていた。ゼンカイジャーはお約束を崩すことが多いからすっかり忘れていたが、いわゆる追加戦士との交流当番回である。ガオーン&ブルーンとの交流も近いうちに描かれるに違いない。

 

そして!技術者であるフリントが状況を分析して説明してくれるのが地味に助かる。

なんだろう、この為朝のような安定感。そう、ゼンカイジャーメンバーの中で随一の偏差値を誇るキャラクターはフリントだったのだ。ヨホホイの兄貴ゾックスも頭はキレるが頭おかしいからな…。きちんと物語を牽引してくれそうで助かる。ゼンカイジャーではフリントがいなければ全滅していた、くらいの状況が度々起こってもおかしくない笑

 

 

ひとりシリアス ステイシー

フリント以前からひとりで一生懸命ゼンカイジャーを盛り上げてくれた立役者、ステイシー君。今日もひとりだけ終始シリアスなオーラを出しつつ奮闘してくれる。この健気さに視聴者は「ステイシー君、今日もがんばれ!」と応援したくなる。でも、彼が頑張れば頑張るほどに、彼の思い描いた展開から逸れていくのがお約束。どうしてせっかくの「バトルシーザーロボ」のお披露目回でツーカイジャーのクロコダイオーが出てきちゃうかね。しかもシンケンフォームで、烈火大斬刀でサイキックラバーですよ。かわいそうにまたも話題はツーカイザーに持っていかれてしまうのであった。

そもそもステイシー君がひとり熱くなりすぎて、このままだとゼンカイザーに固執するストーカーキャラになりかねない。本来ゼンカイジャーに存在しなかったキャラクターであるがゆえにどう転ぶかわからない。ただ、みんなステイシー君が大好きだ。

 

バトルシーザーロボが格納庫に収まっているのいいよね。最近の戦隊ロボは変形するから格納庫にいない。こういうのはゴーバスターズ以来だっけ?機械世界の怪人だからオイル補充やボルトチェックなんかもきちんとこなして、事故の無いように万全な状態で整備するんだろうな、と思うと胸が熱くなる。何気ない会話の裏でそういう描写してくれないかなぁ。

 

 

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『魔進戦隊キラメイジャー』初心者におすすめエピソード4選。映画1本分2時間でキラメイジャーを楽しもう!

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魔進戦隊キラメイジャー

放送終了からすでに2ヶ月が経とうとしている。

機界戦隊ゼンカイジャーもおもしろいし、毎週トレンドになるくらいには勢いはある。

しかし、なぜか僕の心は未だにキラメイロスが癒えない。

ちょっとロスがあるかな、とおもっていたドライブやエグゼイド、ジオウにルパパトはさすがに2ヶ月も経過すれば新しい生活へ気持ちを切り替えることができていた。

しかし、キラメイジャーに関しては未だに名残惜しい気持ちが大きい。コロナ禍という特殊な世界環境において「キラキラと輝く」を貫き通したテーマ性が心に刺さったんだろう。

 

今回は「キラメイジャーってのがおもしろいらしい」「でも特撮って話数多いしちょっと見てられない」という人向けに個人的にキラメイジャー傑作選を紹介したいと思う。

本当に良エピソード揃いなので、色々選ぶと結局「全部見て!」と言いたくなってしまう。

ここではあえて、1本30分番組と仮定して、2時間の映画1本見るのと同じ時間でキラメイジャーを把握することをテーマに120分のボリュームで4本を選んでみた。

せめて8本にしようかとも悩んだけれども映画1本分にこだわったので、まずこの4本を見てほしい。ちなみにTTFC(東映特撮ファンクラブ)に入会すれば980円(多分初月半額)だ。Google Play経由での支払いはとても簡単なので、よければぜひ一緒にキラメこうぜ!

 

尚、大前提としてのキラメイジャー概略

宝石の国クリスタリアを征服したヨドン軍が次に目をつけたのは地球だった。なんとか地球に逃げてきたクリスタリアの王女マブシーナとその仲間の意思ある宝石キラメイストーンらは、キラキラと輝いているキラメンタルの持ち主を集め、キラメイジャーを発足してヨドン軍から地球を守る。

途中地球人でありながらクリスタリア王家へ養子となった、マブシーナの兄・宝路も合流し、激化するヨドン軍との戦いに臨む。

 

 

 

エピソード2「リーダーの証明」

第1話もいいんだけども、個人的にはこの第2話を推したい。

充瑠も戦隊に加わり5人体制で物語がスタートする、事実上の第1話なのだ。クランチュラのキャラクターや闇の保険や代役ンなど設定が紹介され、世界観の奥行きが広がる。そして、キラメイジャーのメインテーマである「キラキラと輝く」ことについて触れられる。それぞれの世界のトップで活躍するメンバー達での戦隊活動はいろいろな制約がともなう。その中で戦隊活動よりもアスリート活動を推奨する、キラメイジャー独自のルールが展開されたのには度肝を抜いた。そのロジックも「瀬奈がキラキラしていないとキラメイジャーとしての活動に支障が出る」といったもので、キラメイジャーのコンセプトに真正面から向き合っているのが印象的なエピソードだ。

キラメイジャーを見る上の導入としては絶対に欠かすことが出来ない。

 

エピソード19「相棒」

戦隊モノでよくあるお約束のシリーズ「入れ替わり」。このエピソードでは石である魔心とキラメイジャーメンバーとの交流を描く。戦隊慣れしていなければ、そもそも「喋る石が相棒でロボットになる」という状況が不可解に見えるらしい。(へー今回は意思ある宝石が相棒ねくらいにおもった僕)

石は石でも意思はあるわけで、その意識だけが入れ替わるというカオス回と言ってもいい。キラメイストーンの仲間たちはそもそも自由な感性の持ち主だ。入れ替わり人間の体になるだけでおもしろい。

話の主軸は充瑠とファイアであるが、相棒がキラキラ輝くためにはどうすればいいのか、さらに言えば相棒に限らず「輝く」ためにはどうすればいいのかについてひとつの解をだしたエピソードである。

 

 

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エピソード26「アローな武器にしてくれ」

キラメイジャーを語る上でおそらく絶対に外せないエピソードが26話だ。コレに関しては異論はないと思う。25話で新敵幹部であるヨドンナが登場し、キラメイジャーにもさらなる強化が必要になっている状態での物語だ。令和の戦隊として話題になった(話題にした)「限界を超えない」条件での強化形態を選択した屈指の激アツ展開。

これまでのようなヒーローの自己犠牲精神にストップをかけ、本当に身を滅ぼしてまで力を得ないといけないのかを考える。トップアスリートは自分の限界を知った上でコントロールしながら記録を目指すという。地球を守る戦隊にもその理屈を当てはめ、ここぞという勝負時で全速力を出すという戦い方を編み出した。前年のリュウソウジャーは「限界は超えるためにある」と語り、その前の「パトレンジャー」では市民を守るためには体内に毒が回っても戦い続ける姿勢が見られた。こうした気合や根性とは一線を画したキラメイジャーの象徴的な話が26話だ。25話と合わせた前後編でありながらこの1話でも十分に高いクオリティで楽しむことができる。

 

エピソード44「君たちがいて輝いた」

最終回であり、いわゆるキラメイジャーの終着点である。これまでキラキラと輝くことに終始してきたキラメイジャー。ラスボスですら努力して強くなりたいと願った存在だと明かされつつも、強い自分を演じるために身につけたマスクが打ち砕かれる。キラメイジャーの面々はマスクなどしなくても強くキラメイている、とある意味では残酷にも受け取れるメッセージを残しつつラスボスを撃破する。誰でも素面の自分でいいんだよというメッセージでもあるんだけれど、ラスボスにとってはあまりにも眩しすぎる酷な現実だった。相棒であるキラメイストーンからみた仲間たちからの声援もあり、一生懸命に輝くことを最大限に活かした、キラメキを追求したキラメイジャーという物語の着地点だ。

 

 

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いかがでしょうか。44話のうち4話だけを抽出してキラメイジャーを語るなんておこがましいのは承知しています。とはいえ、「興味はあるけど話数がネックで手が出ない」そういう人は一定数いるはず。そんなあなたが映画1本をみるくらい気軽な気持ちでこの4つのエピソードを見てキラメイジャーの概略を掴むきっかけになれたら幸いです。

気に入ってもらえれば最終回を経て改めて1話から順に見ればどっぷりとキラメイ沼の仲間入りですから(ウォイ)

 

番外編

ギリギリの4本に選べなったエピソード。これを含めた8本…とか思っていたらもう4本足して1クール12話分、とか紹介にも欲がでてしまうね。。。それだと絞る意味がなくなっちゃう笑

 

エピソード4「亡国のプリンス」

因縁のガルザがキラメイジャーの前に初登場。充瑠のリーダーとしての素質がきらめく。加えてキラメイレッドとのアクションは必見だ。

エピソード8「エクスプレス電光石火」

根性でどうにかする、ただ詰め込んでトレーニングすることへのカウンター回

7話との前後編だけどこれまたキラメイジャーらしいエピソードだ。

エピソード33「巨獣パニック大激突」

これまた32話との前後編。戦隊ものらしさと戦隊っぽくなさが言語化出来ない表現で入り交じる。巨大戦をしつつの等身戦が非常に迫力がある。

エピソード41「ありのままでいたい」

仕事のあり方が目的か成果かを問われる。キラリュウの映画監督邪面にも通づる組織論的な教訓を得られそうな話だ。ふざけた話なのに物語としてはラストへ向けた分岐点のひとつとなる。

 

 

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感想『青のフラッグ』桃真から見た太一と最終回の賛否の理由

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『青のフラッグ』KAITO 集英社(2017-2020) 全8巻

 

 

一言でいえば、「思い思われ、振り振られ」って表現になる(このタイトルが汎用性高すぎる)

思う相手と思われる相手がなかなか一致しないもどかしさによって胸がきゅっと苦しくなる一作。なにか書き起こしたいと思って筆を執ってみた(厳密にはキーボードを叩いた)が、思った以上にうまく言語化できない。苦戦を強いられるほど胸に来る作品だ。

  

まず挙げられるのは描写がきれいだということ。コマ割りというか間のとり方というか、表情の付け方というか、無言の登場人物の心がすっと入り込んでくる。登場人物みんないい人揃いだから、気持ちを推し測ると本当に苦しい。一見すると完璧で悩みなんかなさそうな人でも、内心はぐちゃぐちゃだし、表に出さないように苦しんでいることもある。ほんの軽はずみな一言が決定的に傷つけてしまう地雷な可能性もある。あぁ、生きていくって難しいよな……。そうジーンと噛み締めていくタイプの漫画だ。うまく言語化しづらい感情が多いのに、とにかく多くの人に読んでほしいし、このなんともいえない感情をみんなと共感・共有したい。

 

 

 

桃真の視点で物語を読み解く

青のフラッグの主人公は一ノ瀬太一だ。彼は世間で言う模範的一般人である。特別に秀でたものがないため、幼馴染で才能のある桃真と一緒にいることで自分に劣等感を感じ、次第に桃真との距離を置いていた。そしてそんな太一のヒロインは空勢二葉だ。彼女は太一と鏡写しの存在。彼女も太一同様自分に自信がないが、太一とは対象的になんでもできる桃真に憧れ近づこうとする。

 

桃真は、太一と二葉のふたりから見ると自分にないものを持っている憧れの対象である。桃真との向き合い方は太一と二葉は真逆だった。太一は自分を守るために距離をおいたのに対し、二葉は自分を変えるために近づいた。受動的な太一は二葉に巻き込まれる形で桃真と関わっていく。

青のフラッグは凡人・太一の物語であり、桃真は親友の超人として描かれる。

この物語は太一と二葉(とマミ)の心情描写はあれど、桃真と真澄については基本的に彼らが口にする以外の心情は表現されない。繊細で機敏な心の変化や大きな出来事に直面した際の決断の過程は表情と間だけで読み解く必要がある。この漫画、リズムを損なわない「間」の使い方が絶妙なのだ。

 

 

「好きになった理由を考えるのはいつだって好きになった後だ」

桃真の気持ちが知れ渡った第7巻48話、数少ない彼の回想が入る。太一の回想にもあった小学校のころからの記憶だ。桃真は、教室で迷路を書いていた太一に声をかけるところから思い出す。続いて次の記憶ではバトエンブームに乗れない太一の姿と、バトエンを自作していた太一の姿を見ている。桃真は自作バトエンを見つけるや「それ何スッゲェ!」目を輝かせて「会ってきた人の中でいっちゃんすげー人」と感動する。この感動が桃真の人生に大きな衝撃を与えたことは間違いない。

 

二人はやがて桃真の兄貴を含めた家族ぐるみの仲となる。が、両親を事故で亡くす。桃真の視点でみる兄貴の背中はとても小さくなっていた。少しでも役に立ちたい、そんな気持ちから兄貴に代わって洗濯機をまわす家事をするもうまくいかずに怒られてしまう。明希子さんが面倒をみてくれ、兄貴は六法全書を処分し弁護士の夢を諦めた。二人が結婚することで桃真は自分が邪魔になるんじゃないかと不安になって家を飛び出した。行き先は太一のところだった。その頃には桃真が不安を打ち明けられるのは家族でなく太一になっていた。

 

太一は連れ戻そうとやってきた兄貴をはねのけ、手を取って一緒に逃げてくれた。

桃真はこの出来事を「空っぽになりそうで怖くて仕方がなかった」「でも太一手を取っててくれたから(ふんばれた)」と病室で太一に語っている。加えて回想では「単純に嬉しくて、なぜか恥ずかしくて苦しくなって、手を離したくない」と一歩踏み込んだ気持ちを独白している。この気持ちは太一には伝えておらず、桃真の胸のうちの秘密だ。

好きになった後に、好きの理由を考える。太一はあの時から桃真の不安と孤独を救ったヒーローであった。

 

 

太一に隣にいてほしかった。隣で笑ってほしかった。

それなのに、ある頃から太一は隣で笑わなくなった。太一は完璧な桃真と一緒にいることが辛かった、太一が好きな女性がずっと桃真を見ていたことに傷ついてしまっていた。

だけども桃真は自分から離れていく太一に気付かないフリをして優しい太一を離さない。離れていく心と繋ぎ止めたいエゴ。太一が桃真には見せなくなった笑顔を見るたびに、桃真が苦しい気持ちになっていったのがよくわかる。桃真はみんなと一緒に太一と笑い合いたいわけじゃない。あの頃のようにふたりで笑い合いたかった。ただそれだけ。

ここに、完璧超人のいい人桃真のさり気ないエゴが垣間見える。頭のいい桃真は、太一に対する気持ちは誰にも言ってはいけないと悟っていたはずだ。だから気持ちは口にしないままに、自分のために太一の隣を死守していた。

 太一と桃真は互いに胸のうちは話さなくなった。進路のことも悩みのことも。不安を口にできる相手だったはずなのに、気づいたときには、何も話さずどんどんと溝は深まってしまっていた。

 

 

「自由に生きたい」

4巻22話。桃真は太一に「自由に生きたい」と語っている。好きなことを好きなだけ好きって言えて、誰からも否定されないで、誰もキズ付けず誰にもキズ付けられない。それが桃真の夢だ。いままで好意を持ってくれた数々の女子をフリ、どれだけキズつけてきたか、太一への思いを封印し、どれだけキズついてきたか。桃真はそんな世界からの開放を願っていた。

 

太一には好きなことをしろよ、と言われ、二葉にはどんな人間になりたいのか聞かれて桃真は困惑をする。他の誰かから見た桃真は理想のひとであっても、本人は自分の無力さを呪い自己否定を繰り返し、ただひたすらに自由を求めていた。自分でない他のだれかであれば自由だと信じ、自分が別の自分に変わることなんて考えたこともなかった。

 

8巻で二葉は桃真に「私の大好きな人達が笑ってて幸せでって願っている。」と吐露する。桃真は少し切ない表情をしつつも二葉の意見に同意をした。桃真は太一の幸せを願っている。その幸せには太一の隣にいるのは自分じゃないと認めてしまったのではないか。桃真は二葉は同じ気持ちなのに、好きな人が笑顔でいるためには身を引く覚悟をせざるを得なかった。

その後桃真は太一と二葉に告げないままひとり遠くに就職した。追いかけた太一は「自分が願う幸せには一緒に二葉がいて、親友として桃真がいる」と告白した。桃真は勘違いしていた。桃真の思う太一の幸せには自分はいなかった、でも太一の思う自分の幸せには桃真がいる。ふたりの幸せは違うものだった。

「オレ一人で考えても結局オレの考えなだけだったから、ちゃんと話そう」この太一の言葉に桃真はどれだけ救われただろうか。これまで桃真は決して自分のことを話してこなかった。話してもいいんだ、という心持ちはこれまでの重荷をグッと楽にしたことだろう。自分の気持ちを話す「自由」。桃真がずっと求めていたものを手にした瞬間だ。

 

 

「 オレの気持ちも知らないでさ」

8巻49話、桃真と二葉の会話から。桃真は太一の思惑に気づいていた。桃真と二葉がくっつくように仕向けられていることを気づいていて、二葉の気持ちにも気づいていた。桃真は自分のエゴで気づかないふりをしていた。気づいている自分と気づかないふりをする自分、そして気づいていない周りの人達。自分は気づいているのに、周りには気づいてもらえないことにストレスをためて苦しんでいた桃真。でも、周りの人は本当に気づいていなかったのか、それとも桃真と同様に気づかないふりをしているのか。

 

みんなそれぞれの悩みはある。僕らは相手の悩みを聞けば、それがツライ・きついことが「わかる」と気軽に共感する。だが作中ではマミが真澄に対して「(気持ち)わかる」と放ったのに対して「解るわけないでしょ」と反論した。

ここで、マミの「わかる」という語に対して真澄にはあえて「解る」という漢字を当てていることに気づいた。

調べてみると「解る」とは、「物事の意味・内容・価値などを理解できる」という意味を内包しているらしい。

真澄はさらに「一緒にしないで」「言えない人間の気持ちなんて解かんないでしょ」と畳み掛ける。マミは「わかろうとしてないのはアンタ(真澄)じゃん」「わからせる気もねぇくせに」と語り、最後には「気付きたかった」「わかりたい」という気持ちを打ち明けた。真澄は理解を求めた。しかし理解させる気がないことを言われてしまう。

 

桃真の兄も「てめぇからは何も話さねぇくせに解ってくださいってか?」「アレは何を考えている」と言っている。

僕らは、相手に話さなければ理解が出来ないのだ。相手が理解してくれるとは限らない。むしろ相手の理解を得られないかもしれない。それでもコミュニケーションを取り続けることが大切だ。人間は相手の気持ちを推し量れることが他の動物より優れているのだから。

誰かに語らないままだと、自分の気持ちは脳内で堂々巡りをする。そして自分の中で問題が大きくなり、問題そのものが大きくなりすぎてしまう。

自分の中で自分だけで完結させた答えは、それが最善だと思いこむ。しかし、誰かを頼り、思いを吐き出すだけでも新しい価値観が入り込み、より生きやすい、最善の道を選べるかもしれない。

真澄も桃真も自分の問題を肥大化しすぎた。自分の内側ばかり見ずに、視野を広げて周囲を眺めてみるといい。周りには「解りたい」と思っていたり、解ってくれる大人や友人もいる。理想論であるが、自分の中に閉じ込めておかずに互いに気持ちを伝えあって少しずつ歩み寄ることが大切なのだと、僕は思う。

 

 

結末と賛否

そんな甘酸っぱくて濃厚な高3を過ごした桃真ら。そして太一は二葉と別れた。

最終話の一人称視点はすっかり騙された。いま読み返してみても、二葉からの結婚式の案内を受け取る太一のカットで終わり、誰かの一人称視点で最終話が始まる。参列者として「一ノ瀬」と記名しているカットもある。読者としては太一視点だと思わざるを得ない。これは作者の狙い通りだったんだろう。

 

そして、最終話に太一と桃真が一緒になったエンドは波紋を呼んだ。ざっくりとその賛否を見てみた個人的なイメージでは、主に男性が否定的、女性は肯定的な意見をもっているようにみえる。

肯定的な意見ではハッピーエンド主義で、それまで報われそうもなかった桃真がついに結ばれたことを祝福している。どちらかいえば桃真の気持ちに寄り添う意見だ。

否定的な意見では過程重視な人が多く、ストレート男性であったはずの太一が桃真と交際・結婚する描写がまるっとカットされていることに納得がいかないようだ。つまりは太一の気持ちに寄り添えないことにモヤっとしたのだろう。おそらくであるが、読者が「青のラッグ」を誰に重きをおいて読んでいたのかが、この賛否の分かれ目だったのではないだろうか。

 

冒頭でも書いたとおり、「青のフラッグ」そのものは太一を主人公においた物語だ。だから普通であれば太一の動向や気持ちを追うような読み方になる。最終回直前、太一は桃真に対し「親友として」隣に桃真がいる未来を願っていた。それなのに、未来ではお揃いの指輪をして同じ部屋に帰る、親友とは違う関係性となった生活をしていた。この突然の描写に「親友としての桃真を願ったんじゃないんかい」と、ツッコミを入れたくもなる。高3の太一が一生懸命悩んだ答えを、無神経にコロッとひっくり返されたような、一番デリケートで描写が難しい葛藤の部分を作者が放棄してしまったかのような、それくらいにとってつけた風にふたりを結びつけたように見えてしまうのだ。これまで時間をかけて形成した太一の芯の部分がぶれてしまったその経緯が見えないままに、桃真の思いが通じたことは手放しでは喜べない、というのが僕の本音だ。

それまでの描写が丁寧だっただけに、その「唐突感」だけが残念でならない。

 

 

とはいえ、(言葉にしていない分多少ぼかされてはいるが、)どちらともとれる曖昧な関係で終わらせるのではなく、二人の関係にきちんと決着をつけた点は評価できる。

 

「青のフラッグ」が繊細で苦しい、胸に刺さる名作であることは間違いない。

 

 

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感想『機界戦隊ゼンカイジャー』11話リアル鬼ごっこ回??追加戦士と番外戦士とは

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11話。まだワンクール目なの・・。仲間も揃ってライバル出現からの追加戦士と、こんなに怒涛の展開なのに1クール目なの???バグってない??

そして相変わらず発想が斜め上すぎてどうコメントしたらいいかわからん。

鬼が増えるタイプの鬼ごっこ、増え鬼とでもいうのかな。で地球侵略を企てるトジテンド。まぁ、たしかに鬼が増えていくから侵略度はどんどん加速していくけども、どうしてこうなった。。。

 

というか、オニゴッコトピアってのががあるんだよね。どんな世界なんだろうか。

少し思ったのは、トジルギアってのはその世界の一番象徴的な文化を曲解・凝縮して能力化している可能性はないだろうか。

例えばオニゴッコトピアはこの世界と同様の経済活動を行いながら、その世界のローカルルールみたいな感じで、特定の1時間だけ名字が「佐藤」さんを全員でつかまえるオニゴッコを行う社会。対象が佐藤なのか鈴木なのかはその時々で変わる。

トジルギアを使うとその独特なオニゴッコ文化だけを抜き出したワルドが生まれる、と。

あるいは仮面ライダーキカイ世界やジオウ×ゼロワン世界のような、2項対立で片側陣営が捕まらないように反撃のキカイを探りながら逃げ続けている世界とか?

まぁ、自分の知っている世界の範疇で未知の世界を語ろうとするから無茶苦茶なんだけど、実は想像が出来ないくらいの仕組みで成り立っている世界なのかもしれない。

 

 

追加戦士と番外戦士

ゴールドツイカーがゲキレンジャーハリケンジャーのセンタイギアを使用して能力を発揮した。ゴーカイジャー同様、やはり追加戦士分を補うこととなった。一番はじめのジュウオウジャーニンニンジャーのセンタイギアを使ったときから5人だけしか出ていなかったから、これは既定路線だろう。

レンジャーキーと違って物理的にその追加戦士のキーがあるわけではなく、ゲキレンジャーハリケンジャーのセンタイギアを使うため、公式にゼンカイジャー側とアイテムダブリしている。さすがバンダイやり方が汚い

 

しかし、フリントが持っていたセンタイギアに、カクレンジャーがあることを指摘している人がみられた。確認するとたしかにカクレンジャーのギアを手にしている。

ここで(僕もそうだが)戦隊オタク達がザワザワしてしまった。

ニンジャマンは追加戦士かどうか問題。

 

今回、ゴールドツイカーがセンタイギアを使ってシュリケンジャーの能力を使った時に、セッチャンが「あれはハリケンジャーの追加戦士の技」と発言している。

ゼンカイジャー世界において「追加戦士」という概念を観測していることが分かる。

そして、歴史ある戦隊シリーズでは同じくアニバーサリー作品であるゴーカイジャーにおいて「追加戦士」「番外戦士」という括りがあることが判明した。

追加戦士にはタイムファイヤーやシュリケンジャー、番外戦士には黒騎士やシグナルマンなどが当てられる。明確な定義が見つからないから混乱してしまうが、ざっくりいえば戦隊風のスーツは追加戦士で、ゴテゴテしているスーツは番外戦士なことが多い。

ただし、戦隊風のスーツでも終盤に仲間になると番外扱いされがち。だからその戦隊に詳しくないと加入時期がわからないため追加/番外の判別は困難を極める。でも、ゴテゴテしていれば番外戦士でほぼ間違いない。

仮にその理屈が正しければゴテゴテしているニンジャマンは番外戦士に該当する。というかグレーゾーンなキャラも多い中、ニンジャマンは少なくとも追加戦士ではないはずだ。

 

となると、「追加戦士」の技を使えるセンタイギア、カクレンジャーは不発に終わるのでは・・・?

ゼンカイジャーだし「そんなこまけぇことはいいんだよ!」と、ノリと勢いで流される可能性もあるけどもね。あるいはゴーカイジャーのときにわざわざスーツ新調しているし、番外戦士は召喚系みたいな謎ルールで出てくるかもしれん。

 

キョウリュウジャーって追加戦士はキョウリュウゴールドだけど、シアンやバイオレット、グレーにシルバーは番外戦士なんだろうか。出るのかな?これだけで1戦隊分の人数揃っちゃってるし、ゼンカイジャー側のセンタイギアと同じ演出になるか?

 

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感想『機界戦隊ゼンカイジャー』第10話 不眠は泥酔。眠りたいのに眠れないの最凶な作戦

機界戦隊ゼンカイジャー主題歌 [全力全開! 盤]

 

このゼンカイジャー世界の住人、怪人の襲撃慣れしてない?世の中の変化を受け入れる柔軟性高すぎやしませんか?ある意味で従順無垢というか…

 

今回は「太陽は沈まない」作戦を決行したトジテンド。太陽を沈ませずにひたすらに昼・昼・昼。そして時計も操っているのかひたすらに12時。

従順なこの世界の人々は疑問に思いつつも「交代まだかなぁ〜」「まだ12時だぁ」と状況を受け入れる。

宇宙で過ごしていたゾックスが「地球は3日ぶりか」というので、3日間も時間が動くのをおとなしく待っていたことになる。

いや、すげぇわ。いくら時計が動かなくても、太陽は沈まなくても、お腹は減るし眠たくもなるよ。

 

戦隊やライダーの敵に時々現れる「不眠」による支配。個人的に印象に残っているのは仮面ライダーオーズの「睡眠欲求」を刺激するヤミーだ。街の人々を一時的に不眠にした後、一斉に心置きなく眠りへいざなう。これにより皆眠りから覚めなくなる、という展開だ。このとき街の人々の「眠りたいのに寝れない」苦痛が実に痛々しかった。

ショートスリーパーロングスリーパーレム睡眠とノンレム睡眠、眠りに関する研究は数あるが、睡眠が不足すると脳の働きは泥酔状態と同様レベルにまで機能が落ちるという発表も目にする。睡眠欲は人間の3大欲求とも言われるものであるが、きちんと眠らないと脳が正常に機能しないとなれば、やはり本能レベルで必要な処理であることは間違いない。

 

ゼンカイジャー世界ではひたすら昼間である間は一生懸命はたらき、太陽が沈んだら皆一斉に眠りにつく。狩猟採集民みたいな世界だな笑

いつでも仕事ができる複雑なネットワーク社会、夜でも明るい現代。太陽の動きで生活を変えようという東映からのメッセージなのかもしれない。(深読みしすぎ)

 

 

ところでゾックスの目的は弟ふたりをもとの身体に戻すことだと判明した。

人間体がある・・・だと??意外と展開が読めない。最後には弟たちの意思で身体を取り戻さないエンドもあり得る気がするけど・・。わからん。

SDトピアで気づいたら身体がこんなになっていた、というのも謎っぽい。黒幕がいるんじゃないかとも思うが、それこそ深読みかもしれない。やたらとTwitterで「SDガンダム」と書かれていたけど、ブルーンの「スーパーデフォルメの略」と言われてやっとSDを理解できた。なるほど、SDガンダムはスーパーデフォルメされてるガンダムだもんな。たしかにデフォルメ・・・いや人間の原型がないからデフォルメとは言わない気もするけど。そんなデフォルメされた弟を変身フォームに組み込んじゃうの若干のサイコみがるね。

 

たださ、「この姿で兄弟っておかしいだり」というノッキーの言葉に「いや、そういう世界もあるのかな」って返すカイトがナイスだった。まぁ、しゃべる宝石や恐竜とかいろんなの見てきたからね。戦隊慣れしすぎて視聴者共々すんなりと「そういう弟の設定なのかな」とか受け入れてしまっていた。逆に人間だったことに驚く始末。

結局我々も従順でなんでも受け入れてしまう側の人間だったということか・・・・。

 

 

賢い子は1歳までの眠りで決まる

賢い子は1歳までの眠りで決まる

 

 

感想『チア男子!!』主演、横浜流星。戦隊&ライダー出身のイケメン揃いの青春群像劇

公開記念 チア男子!! Road to BREAKERS!!

 

朝井リョウ原作の「チア男子!!」の実写劇場版。やっぱり実在しているあの大学男子チアをモデルにした小説なのかな。小説は取材で作れるけど、実写化ってのは演者が実際にチアをしなければならないから大変だ。体を張る仕事ってのは本当に頭が下がる。

 

さて、実写映画『チア男子!!』だけれども、THE・青春学園映画って感じで見ていて気持ちがいい。「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」のように一生懸命に打ち込む若者っていいよね。「ちはやふる」もそういう意味で競技かるたに熱中しているのが好きだったな。好きなんだよね、こういう青春映画!

チア男子!!といえばトッキュウ4号とジュウオウレッド、仮面ライダーブレイブがメインで活躍する、いわばスーパーヒーロー大戦だ。このメンバーは連ドラレギュラーや主演も増えてきて今後まだまだ活躍していきそうな勢いだ。ジュウオウジャーから推している中尾くんは朝ドラにも向く爽やかさだと思う。そろそろ戦隊→朝ドラルートで跳ねてブレイクしてほしい。

横浜流星瀬戸利樹はどちらもピンク頭役が印象的だけど、まさかこの二人の共演がみれるとは笑

 

 

内容は、部活系青春モノのお手本のような構成だ。部活結成から個性的な仲間が増えていく。一見チャラい熱いふたりは個人的には作中一番のお気に入りだ。最後に実力派ワケアリ経験者が加わってメンバーが揃う。BLAKERSという名前が決まるあたりが前半のピークで順調さがみていてワクワクする。同時にこの先100%いざこざで揉めるだろ、という先の見通しも立つ。まぁ、実際はそんな大きなトラブルはなかったんだけども。そして、学園祭の話題が出たところで物語の終着点が見えてくる。初舞台で大成功するパターンだ。連ドラだったら絶対途中で失敗エピソード挟まるだろう笑

 

 

学園祭もすごくよかった。本家(?)の演技もYoutubeでみたことあるけど、男子チアってかっこいいよね。なんだろうな、女性に比べて全体的に体重がある分の重量感が宙を舞ったときの迫力になっていてすごい。力強さとキレがかっこいい。キレのあるダンスグループとは違い、ダンスにはない縦の視線への展開っていうのが新鮮で本当に楽しい。そしてかっこいいだけじゃなくてチアスマイルの精神があるからすごくかわいらしい。大道芸でもシンクロナイズドスイミングでも、パフォーマンスをする人達は表情が命。どうしても必死に間違えないように意識を集中しちゃうと表情がこわばってしまう。常に笑顔を心がけるというのはやってみると想像以上に大変だ。そういう点でもチアをやる人達ってすごいなぁとしみじみと感心する。

 

 

あとは、実はこの映画のMVPはチャラ男子2人組なんじゃないかと思う。たしかに物語を作るのは主人公の2人なんだけど、チャラ男子組は脇を固めつついい味をだしている。主人公同様、大学以前からの親友なんだけど、互いに自分の本音を口にしてこなかった関係性や器用にそつなくこなしてしまう親友への嫉妬というか対抗心というあたりがいい。中盤に仲違いを引き起こすのかなとか思ってたけど、全然そんなことなく普通に爽やかで熱いふたりだった。

 

とにかくイケメンが青春しながら一生懸命汗を流している姿は眼福である。

楽しそうにワチャワチャしてるだけで見ていて楽しい。ゆる〜く見ながらとても幸福な気分になれた。

 

チア男子!!(特典付き)

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  • メディア: Prime Video
 

 

感想『魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー』ネタバレあり。リュウソウ族のアクションは1年の集大成

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今のゼンカイジャーもそうだけど、令和における戦隊ヒーローのあり方を模索している両戦隊。コロナウイルスによってGロッソもファイナライブツアーもなくなってしまったリュウソウジャーに、2ヶ月近く本編収録ができなかったキラメイジャー。そしてキラメイジャーもファイナルライブツアーを完走できるかどうか雲行きは怪しい。来週の宮城広島、ギリ福岡はなんとかできるかな。問題は千秋楽でライブ配信もある大阪公演。いまの緊急事態宣言での感染者の推移をキャスト陣は心配しているだろうな。キラメイジャーがんばってほしいな。

 

 

そんなコロナ禍で実現した「VSシリーズ」

夏映画が冬に、リュウソウジャーも特別編が同時公開と発表されて正直絶望的だと思いましたよ。リュウソウ組にはこのナダ絡みの劇場短編を用意するから我慢してね、ってことかとおもってしまった。多分いろいろな偉い人が関係各所に頭を下げながら調整交渉してくれたんだとおもう、キラメイ最終回で唐突の「VS告知」で感動した。

ファイナルライブもそうだけど、当たり前だと思っちゃいけないんだよね。世界は誰かの仕事でできているんだから。そういうところも感謝したい。

 

 

坂本監督アクション映画

流石キャスト陣にアクション盛り盛りさせる!走る斬る殴る!

特に本編でも坂本監督が多かったリュウソウ組のアクションはキラメイ組に貫禄の差を見せつけるような出来だった。さすが戦闘民族であるリュウソウ族はキレのある生身戦闘に説得力がある。変身出来ない極限状態での戦いの場数が違うぜ。

お気に入りはカジノでの為朝&メルトのアクションだ。特にメルトによる最小限の動きで敵をいなす戦いはスタイリッシュでSo coolである。もともと生身アクションの少ないキラメイ組でも為朝の動きがかっこよかった。参謀組が体を張るシーンに弱いのかもしれない。為朝役の木原くんも「アクションをしたい」と言っていたようだから、これを機に今後別の現場でのアクションが増えることを望む。

 

次点でコウとカナロのアクションが好きかな。二人とも足が長いから映える映える。チェンジしないでもこれだけ戦えるリュウソウ族やばいわ。カナロはヨドンナとの戦いでダンスのようなアクションをしていたのがかっこいい。

トワのパルクールってどれくらいやったんだろうか。背を向けて走ってた部分が吹き替えなのかな。それでも結構頑張って走ったんじゃない?トワって最終回や特別編でも結構な目立つアクションがあって、しれっと優遇枠なイメージがある。

アスナはレディース総長案外似合うじゃん。豪腕っぷりが規格外でドン引きする小夜ねぇに笑う。でも二人で女子女子エモエモしい場面も見たかったかもなぁ。最終戦闘で仲良くしてたからいいけども。

バンバはまぁ、バンバだった。一言、濃い。

 

 

キラメイXリュウソウ

VSシリーズといえば2大戦隊の絡みが目玉である。今回は似ているもの同士でのグループ分けということで瀬奈トワ、しぐバン、為ルト、宝ナロが成立!

唯一の男女ペア瀬奈トワ組がなんだか尊い。どちらも年下のスピード担当ということで爽やかフレッシュな組み合わせでバランスがいい。根はいい子のツンデレ気味なトワと猪突猛進イケイケな瀬奈。ふたりが演じる映画こそ学園ラブコメじゃないですか?婦警と怪盗ってのもいいけども笑

いっそそのまま仲良くなってほしいと切に願う。

 

時雨とバンバはとにかく濃い。確かに剣技アクションはかっこいいけど、なんだろ、若干間延びしていたと感じたからかあまり良さを感じなかったな。この二人は頭も回るから静観して対策を練る為ルト達と違う打開策を講じてほしいと思った。最悪力技でゴリ押しでもいい!身体の自由が奪われている設定が足を引っ張ってたのかな。アクションカントクマイナソーが言うように「じれったい!」という感想。

 

充瑠とコウは似てない性格のカラーリングマッチでの組み合わせ。こういう場合はそれぞれ自分にない価値観を共有・交換できるのがいい。充瑠は素直だから難しく考えすぎずに思いのまま自由な発想をしたほうがいい。視聴者からしたら分かりきっているテーマだが、ウイを引き合いに出してコウから語られる演出がいいね。

しかし、コウが充瑠を推薦したのって主役オーディションじゃなくて、ヒロインオーディションだよな?そんなん、充瑠ならびに小宮璃央くん怒っちゃなわない?大丈夫?ムービー邪面の気を引くためとはいえ、「え」ってなったわw

とはいえ本編でまさかの全員でのエンディングダンスがはじまった瞬間になんでもよくなった。あの突然の楽しそうなダンスは雰囲気が最高すぎた。ダンスをこの場面とエンディングの2回見れるのは単純にお得だ。

VSシリーズは毎回エンディングダンスと戦闘終えた最後の雑談パートを楽しみにしている!特に瀬奈トワでのバンバいじりがめちゃ好き。そして最後のカナロは期待通りで本当に安定感あって好きだわ。なんであんな残念イケメンなんだ。アミューズだからかダンスうまいのにね。

 

ところで、充瑠の才能をみんなに認めてほしい為朝、充瑠のこと大好きすぎない??将来を心配する過保護なお兄ちゃんじゃん。常日頃から「為くん為くん!」って慕ってくれるからかわいいんだろうな。周りも為朝の「充瑠大好き」っぷりを理解しているのがなんともいいね。さすが人間が出来ている有能戦隊。前後の戦隊とは性質がまるで違うわ笑

 

 

コロナ禍での撮影

アクションは頑張っていたし、思わず「おぉ」なんて声が出そうな場面も多々あった。物語の大筋も個人的には悪くない。ただ70分映画で構成にちょっとマンネリを感じてしまうのは残念だった。

瀬奈トワ→しぐバン→小夜アス→為ルト→宝ナロ→充コウの順番でそれぞれの世界と状態を説明しながら「VS」をする。

そして同じ順番で演出変更をしてヒーローVSヨドン軍を開始する。このあたりは展開がワンパターン過ぎてちょっと退屈だった。本来ならば「映画編集」によってふたつの映画の世界が混ざって4人パートになるくらいの演出もできそうなところであるが、やはり撮影が難しかったのかもしれないな。代わり映えしないとは言わないけどただ勿体なかった。

 

あとは、リュパパト(リュウソウVSルパンVSパトレン)はストーリーの出来が良すぎた手前、ちょっとだけ見劣りしたかな。リュウソウのその後の語りがもう少しほしいところ。アスナの学校、メルトのオト呼びくらい?あとのみんな何してたんだ。特に未だに婚活してるお前だよ!笑

 

 

最終決戦

いつもの現場での最終決戦。マブシーナを泣かすムービー邪面、許せん!

変身できないリュウソウ組はともかく、キラメイ組もなぜか空気を読んで変身しないで必死に食らいつく。しかし、両戦隊が揃って負けイベントばりに苦戦を強いられる。ここでもみんな生身のアクション頑張ってたな〜。両レッドはソロ、ほかはまとまって爆撃の餌食になってた。

そして、オトちゃんがリュウソウケンを渡すことで逆襲開始!充瑠のひらめきーングでリュウソウ組はパワーアップする。リュウソウ組は全員がマントをつけて騎士感UP

正直、かなりかっこいい!マントって騎士っていう設定と合うよね。

瀬奈トワの戦いなんかでは瀬奈お嬢様を守るナイトかと思ったよ。加えて戦闘が始まったときにリュウソウOPが流れててちょっとウルっとした。やっぱOPはテンション上がる!為ルトではキラメイOPでそれまたテンションあがる。最終決戦はアドレナリン出っぱなしで本当楽しかった。

そしてまさか巨大戦あると思わなかった。どうにかして仮でもいいから騎士竜と再会させたかったのかな。でも、リュウソウ側のコックピット(?)のセットが残ってたから出来たんだろうな。なんとなく魔進のコックピットセットは来年まで残ってない気がするな…。VSゼンカイはどうなることか。来年に期待。

 

 

あとヨドンナ様が強かったのは笑っちゃった。

 

ugatak514.hateblo.jp

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感想『機械戦隊ゼンカイジャー』9話 狂ってるよ頭おかしいよ、何だよ柏餅中毒で世界征服って

機界戦隊ゼンカイジャー オリジナル・サウンドトラック サウンドギア1

 

ゼンカイジャーのOPにゴールドツイカーが加わってました。

キャラデザで分かっていたけれども、とりあえずステイシーザーとは違い仲間になる方向性でいくことは間違いなさそうですね。

 

と、いうことで突如現れた世界海賊、まずお前は何者なのか、というところから話は続いていく。

駄菓子カフェ「カラフル」で食事をしながらこれまでを語るその一方で、トジテンドでも海賊について回想していた。

 

どうやら、トジテンドが「海賊トピア」に侵攻してきた際、逆にトジテンドへ侵入して変身アイテムの設計図(その他諸々)を奪ったようだ。

そして、ゴーカイジャーを知り変身後スーツのデザインをゴーカイジャーに寄せてアレンジした。

少し気になったのは「ゴーカイジャーってやつの世界?行った時に見かけて」というセリフ。「当面この世界にいるしかない」というような言葉からも、彼らは世界を渡り歩く技術があるということが分かる。つまりは、みんなでトジテンドに乗り込むのも意外と早いかもしれない。

中盤でトジテンドに乗り込むも、カイトの両親は世界を閉じ込める機械本体に取り込まれていて、その機械を壊さなければならなく、泣く泣く破壊してトジテンドを後にする。。。これは完全にゴーバスですね。

とはいえ、小出しで情報を出していく時期だし、海賊がどういう奴らなのか、どんな信念があるのかはお楽しみってとこかな。

 

ただ、ひとつ言えるのは「VSキラメイ」で追加戦士&妹組で絡むのは確定ですね。オトちゃんとの絡みと違ってマブシーナが振り回される様子が想像できるよ…

いっそゴーオン&リュウソウ&キラメイ&ゼンカイの追加戦士による「オレに妹を語らせろ」特番とかいかがです?TTFCバラエティとして。

キラリュウの舞台挨拶みるとカナロ&オトの兄妹をみて宝路&マブシーナが対抗意識を抱いたとか。そういうエピソードもっとください!笑

 

 

しかし、トジテンドの怪人は本当に濃いな。邪面師はクランチュラの趣味もあって頭のおかしい(クリエイティブな)作戦を実行していたが、トジテンドは・・・。

まぁトジルギアの世界に依存する怪人だからどうしても個性的な怪人ばかりに・・いや、ならねぇな普通。

なんだよ柏餅トピアって。寿司トピアやキノコトピアとかどんな世界線なのか少しくらい、少しでいいから教えてくれよ!どうせ夏映画でどこかのトピアに行くんでしょ?思いっきり「何それ」って言われるような世界をテーマにしてほしい。

 

柏餅ワルドから柏がとれたから餅ワルドだ、ってもうトンチ合戦だよ。

この意味わからなさ、もしかしてゼンカイジャーってゴレンジャーリスペクトに見せかけてカーレンリスペクトしてませんか?そのうち芋ようかんワルド出してくれます??

 

 

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